都市ガス

プロパンガスから都市ガスに変更する手順について【徹底解説】

プロパンガスから都市ガスに変更するには事前に変更する流れを知っておくだけでスムーズに都市ガスへ切替を行うことができます。いざ都市ガスに切替したけどやっぱりプロパンの方が良かったと思わないように事前に勉強してきましょう。

プロパンガスから都市ガスに変更できる条件

ガスをお使いの家庭ならば誰でも自由にプロパンガスから都市ガスに変更できるというものではありません。

都市ガスに切替をするにはいくつかの条件があります。

都市ガス変更の条件①都市ガスの導管が自宅の近くまで通っている

都市ガスの供給を受けるには都市ガスの導管が通っていることが前提となります。都市ガスはプロパンガスと違い自由にボンベで供給できる訳ではありません、都市ガスを利用するには導管が自宅の近近くまで通っていることが条件となってきます。

都市ガス変更の条件②都市ガスの導管工事が可能であること

都市ガスの導管が自宅近くまで来ていることがわかったところで、自分の敷地以外に導管を引き込む場合には土地所有者の住民の許可が必要になりますので注意が必要です。

プロパンガスから都市ガスへ変更する手順

都市ガス変更の条件①,②の条件が満たされたら、具体的に都市ガスに切替する手順を見ていきましょう。

STEP①都市ガス会社の選定をする

まず初めに都市ガス会社を選定しましょう。実は都市ガスは2017年の都市ガスの自由化以降、消費者が自由にガス会社を選択できるようになりました。今までは全国の都市ガス会社200社の中から住んでいる地域の地元のガス会社しか選ぶことはできませでませんでした。2017年の都市ガスの自由化以降は「電気とガス」のセットプランなど様々な会社が参入してきております。

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STEP②都市ガス会社に見にきてもらう

都市ガス業者を選定したら、都市ガス会社に現地に来てもらいましょう。プロパンガスから切替したいけど建物の立地状況なので導管を引くことができない可能性もあります。まずは選定した都市ガス会社に来てもらい現場確認をしてもらいましょう

STEP③都市ガス会社へ見積もりと単価の確認をする

都市ガス会社から都市ガス工事の見積もりとガス料金の単価を確認しましょう。契約内容に問題がなければ契約しましょう。不満や疑問点はしっかりと事前に確認しときましょう。

STEP④ガス導管の引き込み工事打ち合わせ

都市ガス会社との契約が済んだら工事の日程の打ち合わせをしましょう。ガスの本管が通っていれば自宅まで引き込みだけですので工事は一日で終了します。場所によっては工事の日程調整だけでも数ヶ月かかる可能性もあります。

STEP⑤プロパンガス会社へ連絡する

プロパンガスから都市ガスへ変更することが決まったら、現在、利用しているプロパンガス会社へ連絡が必要です。ガスボンベやメーターなどの供給設備の撤去があるため1週間以上前までに必ず連絡しときましょう。プロパンガス会社への連絡は新しく契約する都市ガス会社が代行して行ってくれる場合もあります。

STEP⑥都市ガスの切替完了

いよいよ都市ガスへの切替になります。都市ガスの切替の当日はプロパンガス会社がボンベを引き上げてくれます。無事に都市ガスの引き込みが済んだら点火テストをし都市ガスが使用できるようになります。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は?

マンションやアパートで現在プロパンガスを利用していて、都市ガスに切替するには大家さんの許可が必要になりますし、全世帯都市ガス変更になるとコンロや給湯器などのガス機器も都市ガス使用のガス機器にしなければなりません。集合住宅の場合はまずは管理組合や大家さんに相談してみましょう。

都市ガスに変更する費用はどれくらい

①導管引き込みの費用

プロパンガスから都市ガスに切替をするとどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
都市ガス切替の場合は本管から引き込む導管の長さによっても変わってきます。一般的には道路から家の中までガス管を引き込むのにかかる費用は一般的に10万円~15万円が目安となります。都市ガス会社によって多少金額は違いますが、ガス導管を1m引き込むのにはだいたい1万円ほどかかります。ただ、本管がスムーズに家の中まで引ければ問題ありませんが、建物の構造や位置によっても変わってきますので正確には見積もりをとってみないとわかりません。

②ガス機器のガス種を変更する費用

プロパンガスで使用していた給湯器やガスコンロはそのまま使用することができません。都市ガスで利用できるようガス種変更をしなければなりません。都市ガス対応できるガス機器の部品がある場合に限りますが、部品があればコンロのガス種変更で約10,000円ほど、給湯器で約30,000円ぐらいになります。もし都市ガスに対応する部品がない場合は新品の都市ガス用のガス機器を購入しなければなりません。費用は販売会社によって変わってきますが、給湯器で20万円前もします。ガス機器の交換費用も考えて都市ガスに変更するのか考えなければなりません。

③プロパンガスの解約金・違約金

一つ注意しなければならないことがあります。プロパンガスの契約の際、無償貸与契約をむずんでいる場合があります。この無償契約はプロパンガスを使用してくれることを前提にプロパンガスに関わる設備をガス会社が負担してくれる制度となっております。この無償貸与契約を結んでいる場合は、残りの設備代をプロパンガス会社に支払わなければなりません。都市ガス会社の中には残存価格を負担してくれる会社もありますので事前に確認しときましょう。違約金が発生するかどうかチェックしましょう。

プロパンガス供給を変えない選択も必要

プロパンガスから都市ガスへ変更するには上記のような費用がかかります。引き込みにかかる費用が仮に15万円だとしてガス機器のガス種変更が全て部品がメーカーにあった場合で交換費用が5万円と考えても合計20万円はかかります。都市ガスの利用を10年で割ってみると毎月のガス代は1,700円ほどアップする計算になります。長い目で見てどっちがお得かシュミレーションしてみるのがいいでしょう。またプロパンガスの会社を見直すことで年間のガス代が大幅に安くなることもあります。都市ガスに変更するよりプロパンガスを使用して、プロパンガス会社を変えたほうが安くなる場合もあります。こちらの記事を参考にしてください。

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優良なプロパンガス会社を見つける方法

プロパンガス会社は全国に約18,000社もあります。なかなか自分で住んでいる地域のプロパンガス会社を見つけることは難しいです。訪問販売では最初だけ安いガス料金を提示して、数ヶ月したら値上げするトラブルも多いようです。エネピでは優良なガス会社を無料で紹介してくれますので相談してみてもいいと思います。

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まとめ

今回はプロパンガスから都市ガスに変更する手順について解説しました。都市ガスに変更するには解説した通りいくつかの条件が必要になります。また導管の引き込みの費用やガス機器のガス種変更の費用もかかることも事前に認識しておかなければなりません。都市ガスにする際は長期的にお得になるシュミレーションをしてから切替を検討するようにしましょう。都市ガスに変更できない場合もそこで諦めてしまうのはもったいないです。少しでもガス代を節約したい場合はプロパンガスを変更するだけで年間数万円安くなる場合もあります。都市ガスへの変更もプロパンガスの切替もよく考えてから変更するようにしましょう。