都市ガス

【都市ガスの平均ガス料金とガス代節約術】

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都市ガスの料金ってプロパンガスの料金より安いって聞いてるけど、「都市ガスの1ヶ月の平均のガス代ってどれくらいかしら?うちは結構高いけどガス使いすぎなのかな?」と疑問に思っている方に向けて今回は都市ガスの平均価格からガス代節約までご紹介します。

都市ガスの1カ月平均ガス料金

日本生活協同組合によると都市ガスの使用量の平均は33.6m³、ガス料金の1ヶ月のガス代の平均は5,697円になります。一人暮らしの方は約4,600円になります。実際には季節によって使用量は異なります。夏場は水温が高いためお湯を沸かすのにもガスの使用量が少なくなります。冬場は水温が低いため同じお湯を沸かすにしても消費量が違います。

ガス料金の仕組み

都市ガスの料金は、1ヶ月あたりの基本料金と、1m3あたりの従量料金にガス使用量を掛けた合計して算定します。

ガス料金=【基本料金+(従量料金×ガス使用量)】

東京ガスを例にしてガス料金を計算してみます。

【使用量33m3,基本料金1056.00円、従量料金108.09円】

ガス料金:基本料金の1056.00円+従量料金108.09円×33m3=4,622円になります。

1. 基本料金とは

基本料金は、ガスメーターなどの供給設備や保安設備のことで、月のガス使用量に応じて変わります。使用量が少ないほど、基本料金も安いです

2. 従量料金とは

従量料金は、ガスの使用量の料金になります。

ガス代を節約方法

一般的な都市ガスの1ヶ月のガス代の平均は5,697円でした。ガス代が高いと思った方は、まずは自分でできるガス代の節約をしてみましょう。節約のためにはガスがどんな場所でどれくらい使われているのかを把握することが大切です。一人暮らしの方は主にガスはお風呂を沸かす給湯器で70ー%、ガスコンロで30%になります。お湯をいかに節約するのがポイントですね。エネチェンジ

一人暮らしのガス代節約方法

1:給湯器の設定温度を低くする

2:料理をするときは落とし蓋や予熱を上手に活用する

3:お風呂の湯量を減らす→一人暮らしならお湯を貯めるよりシャワーの方が節約できます。

4:追い焚きを頻繁に利用しない→一番ガス代かかります。

5:節水のシャワーヘッドを利用する→シャワーの流しっぱなしは厳禁

都市ガス会社の変更を検討

都市ガスも2017年4月より全面自由化になっております。今までは都市ガスはエリアで独占しておりましたが、ガス全面自由化になりガス料金はもちろんのことセットプランなど消費者にとってメリットある多彩なサービスを続々と打ち出しております。都市ガスの自由化についてはこちらの記事もご参照ください。

都市ガスの自由化とは?都市ガス自由化のメリットデメリットについて【徹底解説】2017年4月1日より都市ガスの自由化がスタートしました。自由化前まではそれぞれの地域にそれぞれの都市ガス会社があり、供給エリアでは独占...

都市ガス会社の変更方法

都市ガス自由化の申し込みは一体どうすればいいのでしょうか?ほとんどの会社はインターネットから簡単に手続きできます。都市ガスに参入している会社は約80社になります。主に東京電力や関西電力などの大手電力会社になります。電力会社は電力自由化でお客様を都市ガス会社に多く奪われた分、電力会社都市ガス事業に参入しお得なプランがあります。プロパンがガス会社や石油・通信会社も参入しております。

【インターネット申込の流れ】

STEP1:都市ガス会社のWEB申込フォームより申し込みをします。

STEP2:お申込み内容の確認と都市ガス切替手続き

都市ガス供給会社が申込者の内容を確認し都市ガス切替準備をします。

STEP3:お支払い情報の登録

ガス代を支払う口座情報やクレジットカードを登録します。

STEP4:都市ガス供給開始

供給開始日はお手続きが完了した後の検針日の翌日となります。だいたい申込から供給開始までは約1~2ヶ月程度かかります

まとめ

都市ガスはプロパンガスよりガス料金は安くなります。都市ガスが安いのは理由があります。新しく導管を引かれる場合は先に工事代を十数万円ほど支払っております。最初に設備代を払うか払うかの違いも都市ガスのランニングコストが安い理由になります。ガス会社を変更することで年間お得になりますので都市ガスを行っている会社を調べてきてください。個人でガス代を今より安くすることは給湯の使い方や料理を工夫し少しでもガスを節約することです。小さな節約が年間では大きな値段になっておりますので、日頃から節約を意識して生活しましょう。