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ガスコンロの火が赤い理由と対処法について

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ガスコンロは日々の料理に欠かせない道具ですが、その火の色には注意が必要です。通常、ガスコンロの火はきれいな青色をしていますが、点火直後に一時的に赤くなることがあります。しかし、この赤い炎が続く場合、それは何らかのトラブルのサインかもしれません。

今回はガスコンロの炎が赤くなる原因と、その時に取るべき対処法について詳しく解説します。赤い炎は、ガスコンロが正常に機能していない可能性を示しており、場合によっては安全に影響を与える重大な問題であることもあります。この記事を読むことで、ガスコンロの適切な使用法と、万が一のトラブルに対する備えができるようになります。

ガスコンロ火と赤い火の違い

みなさんが普段目にするガスコンロの火は青いですよね。ろうそくの火は赤いですね。ではなぜコンロの炎は青いのでしょうか。それは【事前に空気を取り込んでガスで燃やしている】からになります。コンロの火はあらかじめ空気を取り込んで燃やすため、燃えるスピードが早いため「青色の火」になります。逆に空気の量が足りないと「赤色の火」になります。温度を比べてみるとガスコンロの青い火が約1700度に対して赤いろうそくの火は約1000度位になります。

ガスコンロの火が赤くなる原因とは

原因①不完全燃料が起きている

ガスコンロの火が燃えるためには酸素が必要になります。その酸素が不足している状態で燃焼している状態を「不完全燃焼」と言います。不完全燃焼は一酸化炭素を発生させ中毒症状を引き起こします。とても危険な状態のため、まずは火を消し、窓を開け十分な換気をしましょう。火を使う時は必ず換気扇を使用しましょう。

原因②バーナーキャップの汚れ

換気扇をして空気が入れ変わっているのにまだ火が赤い状態の場合はガスコンロのバーナーキャップの汚れや変形が原因の可能性があります。汚れが詰まっていると十分な酸素が供給できずに赤い火になることがあります。バーナーキャップに汚れが溜まり詰まったりしていこまめに掃除することが重要です。バーナーキャップは水洗いで掃除しても大丈夫ですが、乾かさないと点火不良の可能性もあるのでもあるのでよく乾いてからコンロにセットしましょう。

【バーナーのお手入れ方法】

それではバーナーのお手入れ方法についてみてみましょう。

バーナー本体・バーナーキャップ

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バーナーの汚れを竹串を差し込んで取り除きましょう。汚れが詰っていると、点火不良や不完全燃焼の原因になることもあるので注意しましょう。

温度センサー

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温度センサーは片手を添えて、濡れ布巾で軽く拭き取るくらいで大丈夫です。

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立消え安全装置・点火プラグ

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軽い汚れは、濡れ布巾でで拭き取りましょう。こびりついた汚れは、歯ブラシで落としましょう。

“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
月に1回はバーナー周りの掃除をしましょう。バーナー周りを水で洗ったとらよく乾かしてから設置してください。濡れたままだと点火不要になる可能性もあります。 

原因③加湿器を使用している

家の中で加湿器を利用しているとガスコンロが赤くなることがあります。この赤い火の原因は加湿器の水分に含まれるカルシウムがコンロの火と反応して火が赤くなることがあります。不完全燃焼したガスの火の異常ではありませんので心配はありません。加湿器をしばらく止めて様子をみましょう。

原因④グリルをコンロの火の同時使用の場合

ガスコンロを魚焼きを同時使用していると、グリル内の焼き物から出る煙に含まれる塩分やカルシウムが燃えてコンロの火が赤くなる場合があります。加湿器と一緒です。グリルを使用していない時に火の色を確認してみてください。

原因を確認してもバーナーの火が青くならない場合は

原因①~③でもバーナーの火が正常の青色に戻らない場合はガス会社に相談してみてください。ガスコンロ本体の不具合かもしれませんので専門の方に見てもらいましょう。一般的にコンロの寿命は約10年と言われておりますので、10年以上使用していたら買い替えを検討してみてもいいでしょう。安全上のリスクを避けるためにも、通常と異なる状態のガスコンロを使い続けることは避けましょう。特に、火に関わるトラブルは火災の原因となることもありますので、異常を感じたら速やかに対応することが肝要です。

また、専門家による点検で故障が発覚した場合は、修理や部品交換が必要になることがあります。しかし、ガスコンロが12年から15年以上使用されている場合は、その寿命を迎えている可能性があります。修理しても同じ問題が繰り返し起こる可能性が高いため、新しいガスコンロへの買い替えを検討することをお勧めします。

ガスコンロの火が赤い時は、冷静に原因を探り、適切な対応をすることが大切です。自己判断で解決しない場合は、専門家に相談し、安全な状態に戻すための措置を講じましょう。これにより、ガスコンロを安心して使用することができます。

コンロは毎日掃除しよう

毎日するガスコンロはお手入れしなければすぐ汚れてしまいます。毎日のお手入れが苦手という方はガラストップコンロに交換してみてはいかがでしょうか。最新のコンロは天板がガラストップで出来ており、サッとふくだけでお手入れできちゃいます。今までは高銀級グレードにしか搭載されていなかったガラストップも、今では中級グレードでも搭載しており、比較的安い値段で購入することが可能です。

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まとめ

今回はガスコンロの火の色が赤いになってしまう原因について解説しました。ガスコンロは毎日使用するものですので、掃除は定期的に行うことが一番です。ガスコンロは寿命もあります、10年以上使用している場合は買い替えを検討してみてもいいかもしれません。最新のガスコンロはお手入れ性抜群、自動調理もでき調理の時間も大幅に短縮できるコンロもあります。