毎日の暮らし

四人家族の平均的な生活費はどれくらい?節約のコツと注意点

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「四人家族なのに、毎月なかなかお金が残らない」

「周りの家庭と比べて、生活費が高いのか知りたい」

このように感じている家庭は少なくありません。

特に夫婦と中高生2人の家庭では、食費だけでなく教育費や通信費も増えやすくなります。

そこで重要なのが、平均額と自分の家庭の支出を比較することです。

2025年の総務省「家計調査」によると、四人世帯の消費支出は月約36.3万円です。

ただし、これは四人世帯全体の平均です。

中学生・高校生がいる家庭では、教育費や食費などが平均を上回ることがあります。

この記事では、四人家族の生活費の平均から、節約しやすい費目、削ってはいけない支出まで詳しく解説します。

四人家族の生活費平均はいくら?

まずは自分の家の生活費と一般的な四人家族の生活費を比べてみましょう。総務省統計局が公表している家計調査(2020年)によると、四人家族の一般的な生活費の平均額はおよそ32万円です。32万円って結構高くないですかね。一年間で384万にもなります。日本の正規社員の平均給与が503万円ですので年間400万円近く生活費と年金や保険費を支払っているとかなり厳しい状況になってくるのも事実です。

四人家族の生活費は月36万円前後が平均

まず、四人家族の生活費の全体像を確認しましょう。

2025年の総務省「家計調査」によると、四人世帯の消費支出は月36万2,923円です。

公益財団法人生命保険文化センターも、同じ家計調査をもとに四人世帯の消費支出を約36.3万円と紹介しています。

主な内訳は次のとおりです。

費目月平均
食料約10万3,000円
住居約1万7,000円
光熱・水道約2万6,000円
家具・家事用品約1万4,000円
被服・履物約1万4,000円
保健医療約1万4,000円
交通・通信約5万3,000円
教育約3万3,000円
教養娯楽約3万7,000円
その他の消費支出約5万1,000円
合計約36万3,000円

ただし、ここで注意したいのが「消費支出」と「家計から出ていくお金」は同じではないことです。

税金や社会保険料などの非消費支出は、消費支出には含まれません。

そのため、実際に必要な手取り収入は36万円だけではありません。

また、住宅ローンの返済額や家賃、自動車の保有状況によっても大きく変わります。

“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
子供が生まれて幼稚園や学校に通い始めたりすると、教育費・交通費・教養娯楽費が増えていく傾向にあるよ。 

四人家族が生活費を下げるコツ

四人家族の平均的な生活費がわかったところで次にどこの項目が節約できるか考えていきましょう。食費や生活費を節約しようと思うと、生活の質を落とすことに繋がり,なかなか長続きをしませんので、光熱費や通信費などの固定費の見直しから検討しましょう。

節約方法①光熱費を見直す

まずはやはり毎月かかる光熱費の削減になりますね。電気代は大手電力会社の場合新電力会社へ変更しましょう。2016年から電気の自由化がスタートしており、3割以上の方が新電力会社へ変更しております。電気の使用量によっても割引金額が変わってきますが、年間で数万円単位の節約に繋がる可能性があります。

また、電気の変更だけでなく、ガス会社も変更しましょう。2017年から都市ガスも自由化になり自分で選べるようになりました。「ガスと電気」のセット割など様々な会社が競い合ってプランを出しておりますので、自分の家庭にあったプランを選べば光熱費を大幅に削減することが可能です。

節約方法②格安スマホなどで携帯料金を見直す

2021年になって政府の携帯電話料金の値下げ要請に伴い大手3社も携帯料金を安くするプランに変わってきましたが、格安スマホに比べるとまだまだ高いです。家にWi-Fiがある人は契約するギガ数も最低限のもので十分です。速度制限がかかっても昔みたいに全く検索できなく、少し遅いくらいなのでできるだけ安めのプランにすることをオススメします。家族全員で同じ格安スマホに変更するだけで年間でかなりの金額が削減できると思いますよ。

節約方法③保険を見直す

万が一の時の保険ですが、毎月の保険料で家計を圧迫したりしていませんか?保険会社が勧めてくる投資型やたくさんの特約がある保険は過剰な保険の場合があります。ネットで簡単に同等の契約ができる場合もあります。保険はわからないことが多く安心な保険に入りがちですが、日本の保険制度は充実しておりますので過度な保険は見直しましょう。

節約方法④家賃の見直し

家賃は一般的には手取り収入の25%~30%が目安と言われております。例えば手取りが30万円の場合は9万円ぐらいが上限となります。もし自分の手取りに対して家賃が高い場合は、できるだけ家賃の安い物件への引っ越しも検討してみてもいいかもしれません。大家さんと直接話ができる場合は契約更新のタイミングで家賃交渉しても見るのもオススメです。

節約方法⑤車の維持費

車を持っている人は維持費の見直しをしましょう。まずは自動車保険になります。自賠責保険は長期契約をすると支払額がお得になります。任意で加入している自動車保険も、必要以上の特約がついているようでしたら本当に必要なもの以外は取り消しして新い保証プランに変更してしましょう。

節約方法⑥ガソリン代の節約

車を日常的に使う家庭では、ガソリン代も家計を圧迫しやすい支出の一つです。

特に通勤や子どもの送迎、買い物などで車に乗る機会が多い家庭では、毎月の給油費用を見直すだけでも節約につながります。

まず実践したいのが、ガソリンスタンドの選び方を見直すことです。

セルフ式のガソリンスタンドや、会員割引、クレジットカードなどの特典を利用すると、給油時の負担を抑えられる場合があります。

また、ガソリン代を節約するなら、電気代とセットで考える方法もあります。

例えば、ENEOSでんきでは、電気の契約とガソリン・軽油などの利用を組み合わせた特典が用意されています。

車を頻繁に利用する家庭では、電気料金だけでなく、ガソリン代を含めた年間の家計全体で比較してみるとよいでしょう。

ただし、電気料金やガソリン関連の特典は、契約内容や時期によって条件が変わる場合があります。

「ガソリンが安くなるから」という理由だけで契約するのではなく、現在の電気料金と年間のガソリン使用量を比較して、本当に家計の節約になるか確認することが大切です。

“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
車をよく利用する家庭なら、ガソリン代だけでなく、電気・通信・保険などの固定費もまとめて見直すことで、より大きな節約効果を期待できます。 

生活費を節約する際の注意点

ここからは、固定費削減する際の注意点を紹介していきます。

ここまでは固定費の節約術を紹介していきましたが、固定費を減らしたい時にどのような点に注意すればいいのでしょうか。

注意点①ストレスをためない

生活費を節約することは大事なことですが、あまり過度な節約は逆にストレスを溜めてしまいます。ストレスが溜まると長続きしませんので、長期間続けられることが一番大事になります。

注意点②生活の質を落とし過ぎない

食費や娯楽費などを節約しすぎると生活の質が落ちて満足度が上がりません。日々の食費は贅沢をせず生活し、たまには外食に出かけるなどメリハリをつけることが大事です。

注意点③目標を設定して節約する

毎日の生活でただ単に節約するだけでは長期間継続するのはなかなか難しいものです。継続するためには目標を設定することです。「50万円貯めて家族旅行する」ですとか、「子供の大学の費用を300万円」貯めるなど具体的な数字で設定するといいでしょう。

四人家族の節約でやってはいけないこと

節約は、支出を減らせばよいわけではありません。

特に中高生がいる家庭では、次のような節約に注意しましょう。

食事の量を減らしすぎる

成長期の子どもがいる家庭では、食費を極端に削るのはおすすめできません。

安価な食品だけに偏るのも避けたいところです。

食費は「量を減らす」より「廃棄を減らす」ことから始めましょう。


必要な教育費まで削る

教育費は将来の選択肢にも関わります。

塾や教材をすべて削るのではなく、利用頻度や効果を確認します。

「何のために払っているのか」が説明できない支出から見直すとよいでしょう。


光熱費を我慢しすぎる

夏や冬にエアコンの使用を控えすぎるのも問題です。

特に高齢者や子どもがいる家庭では、室温管理にも配慮が必要です。

省エネは「使わない」だけではありません。

設備の効率を上げることも重要な選択肢です。


平均額に合わせることを目的にする

平均は、あくまで参考値です。

持ち家か賃貸か。

車が必要か。

子どもが私立に通っているか。

大学進学を予定しているか。

地域によって物価が違うか。

こうした条件で家計は大きく変わります。

平均より多いから無駄、少ないから優秀という単純な話ではありません。


四人家族の家計は「今」と「将来」を分けて考える

中高生が2人いる家庭では、これから教育費が大きく動く可能性があります。

特に高校卒業後の進学を考える場合、大学の入学金や授業料なども準備しておく必要があります。

そのため、家計管理では次の3つを分けて考えることをおすすめします。

①毎月の生活費

食費や光熱費、通信費などです。

②年間の特別支出

税金、車検、旅行、家電などです。

③将来の大型支出

教育費、住宅修繕、車の買い替えなどです。

この3つを一緒にすると、毎月の家計が分かりにくくなります。

逆に分けて管理すれば、「今月は黒字なのに、なぜお金が残らないのか」という問題も見つけやすくなります。


四人家族の生活費を見直すなら、まずこの順番

家計を改善するなら、次の順番で確認すると効率的です。

  1. 住宅費
  2. 保険
  3. 通信費
  4. 光熱費
  5. 車関連費
  6. サブスク
  7. 食費
  8. 娯楽費
  9. その他の変動費
“エネくらべ君”
“エネくらべ君”

ポイントは、最初から食費を削らないことです。

固定費は一度見直すと、毎月の支出を継続的に減らせます。

一方、食費や娯楽費は毎月努力し続けなければなりません。

そのため、まず固定費を確認し、その後に変動費を調整するのが基本です。

よくある質問|四人家族の生活費

Q. 四人家族の生活費は月30万円では足りませんか?

家賃や住宅ローンを含むか、子どもの年齢、住んでいる地域などによって異なります。

2025年の四人世帯の消費支出平均は約36.3万円です。

ただし、平均より少ない家庭も当然あります。

重要なのは平均額ではなく、自分の家庭に必要な金額です。


Q. 食費10万円は使いすぎですか?

四人世帯の2025年平均は約10万3,000円です。

そのため、10万円程度なら平均から大きく外れているとはいえません。

中高生2人がいる家庭では、食事量を考えると無理に下げる必要がない場合もあります。


Q. 光熱費が3万円を超えたら高いですか?

四人世帯の光熱・水道費は平均約2万6,000円です。

ただし、季節や住宅性能、地域によって変わります。

まず前年同月の使用量と比較しましょう。


Q. 四人家族で毎月いくら貯金すればよいですか?

家庭の収入や住宅ローン、教育費によって異なります。

一律の金額を目標にするより、まず年間で必要な支出を把握しましょう。

そのうえで、生活防衛資金や教育資金など、目的別に貯蓄額を決める方法が現実的です。

まとめ

今回は四人家族の生活費 について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。上手な節約はまずは固定費の見直しです。せっかく電気もガスも自由化されたのに自由化の恩恵を受けないのはもったいないですよ。生活費はあまり無理せず賢く節約していきましょう。節約することは 人生を丁寧に生きるということにもなります。本当に大切なことはお金を使って贅沢することではなく、家族で一緒にテーブルを囲んで食事をする時間だと思います。