ガスのメーターは震度5以上になると自動的に感震装置が働きガスの供給を停止する安全機能がついております。その他にもガスメーターはガスの異常を感知すると自動的に停止するさまざまな機能が搭載されております。今回はガスメーターが停止してしまったの復帰方法やガスメーターの機能について解説していきます。
目次
ガスメーターの安全機能
まず初めにガスメーターについて理解を深めましょう。ガスメーターは使用量を計るだけではなく、実は24時間メーターの中にコンピュターで消費しているご自宅のガスの使用状態を監視してます。それが「マイコンメーター」と呼ばれています。イメージは【電気ブレーカー】みたいな感じです。ブレーカーは電気の使用量がオーバーすると電気の供給を一時的に供給を止め、停電させる安全機能があります。ガスメーターもそのような機能が搭載されております。具体的には下記の機能になります。
マイコンメーター機能
- 震度5程度以上の地震を感知した場合自動で止まります
- ガス管の破損やガス栓の誤開放などでメーターの大きさごとに定めた以上の多量のガスが流れると自動的にガスを止めます。
- シャワーの出しっぱなしやお風呂の沸かしすぎなど、長時間、一定量のガスが所定の時間以上流れ続けると自動的にガスを止めます。
- 警報機のメーターが連動している場合は警報器・不完全燃焼警報器が作動した場合にガスを止めます。
警報表示の機能
ガスの微量漏れなど、30日以上連続してガスが流れると、ガスメーターが警報表示します。
ガスメーターの設置場所
ガスメーターはどこに設置されているのでしょうか?一戸建てとマンション・アパートではそれぞれ違いますのでみていきましょう。
【一戸建ての場合】
一戸建ての住宅の場合は、屋外の玄関や浴室付近の壁際に設置されていることが多いです。
【マンション・アパートなどの集合住宅の場合】
マンションや・アパートの場合は一般的には玄関の脇のBOXの中に設置されていることが多いですが、建物の1Fや外に並んで設置されているケースもあります。
地震で止まってしまった場合のガスメーターの復帰方法
それでは次にガスメーターの復帰方法を見てみましょう。
①全てのガス機器をストップ
ご自宅にあるコンロや給湯器の全てのガス機器具栓・ガス栓を閉じるか、運転スイッチを切りすべてのガス機器を止めます。
②復帰ボタンを押す
ガスメーターの復帰ボタンを押して『ガス止』表示を消します。赤ランプが点灯します。その後赤ランプが点滅します。
③ガスを使わないで3分待つ
約3分間待ち点滅します。赤ランプの点滅が消えると、ガスが使えます。3分以上待っても表示ランプの点滅が消えない場合は、ガス機器がもう一度止まっているか確認し、再度復帰ボタンを押してみてくだい。
マイコンメーターの表示機能
マイコンメーターに表示されている画面でなぜガスが止まっったの表示で確認することができます。
【A○Cガス止め】
A○Cガス止めと表示されている場合は、お風呂の着けぱなしなどの長時間使のためにガスが止まっております。
対処方法:コンロの長時間使用も原因としては多いです。冬場はガスファンヒーターやガスストーブの長時間使用の場合もあります。その場合は一度ガス機器を停止させましょう。
【○BCガス止め】
○BCガス止表示された場合は、ガスの使用中に震度5以上相当の地震が起きた場合に安全装置が働き自動的にガスを止めてくれます。
対処方法:地震の場合はガス機器を全て停止させ、まずは身の安全を徹底しましょう。被害がなかった場合にメーターの復旧をしましょう。稀にプロパンガスの配送でメーターにぶつかりメーターの感震器が作動しガスを停止することもあります。
【○BCガス止めP】
○BCガス止めPはガスを一気に消費し供給圧力が低下したときに自動的にガスを止めます。
対処方法:圧力低下の場合は原因を専門の方に見てもらうのが一番です。ガス栓を止め、ガス会社にすぐに連絡しましょう。
【○○Cガス止め】
○○Cガス止めはガス栓の誤開放などのガスが不自然に大量に流れると自動的にガスを止めます。ガス機器の取り替え時にも発生しやいです。
対処方法:ガスホースの接続が外れている場合があります。ガス栓をしっかり閉めたら換気をしてください。
ガスを安心・安全に使うためには
ここまでガスメーターが止まってしまた場合の原因や対処方法について解説してきました。ガスを安心して使用するためにメーターでさまざまな機能が搭載さてれていることがわかりました。使用しているガス機器にも安全装置がついております。ただガス機器に関しては寿命がありますのでガス機器の寿命が来たら交換をお勧めします。ガスコンロは約10年、給湯器は7・8年になります。使用頻度によっても変わってきますが、ガス機器を10年以上使用していたらガス会社に相談してみましょう。
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まとめ
今回は地震などでガスメーターが止まった時の対処方法について解説しました。すぐにガスを利用しなければならないということはほとんどないと思います。自分で行う前にまずは、ガスが止まった場合はガス会社に連絡をしましょう。自分でメーターの復帰がわからなければ電話でも教えてくれますし、ガス会社が家まできてくれます。ガス漏れの場合は重大な事故につながる場合もあります。自分で復帰する場合も基本的にはガス会社に連絡をしてからメーターを復帰させましょう。