栃木県のプロパンガスの平均価格はいくら?うちは平均より高いのかな・・・とお悩みのあなたに栃木県のプロパンガスの平均価格やお得なガス会社の情報についてお伝えしていきます。
目次
プロパンガス料金の構成としくみ
まず初めに栃木県のプロパンガス料金を理解するためにプロパンガス料金の中身について理解しときましょう。プロパンガス会社は【二部料金制】をとっている会社が一般的です、二部料金制というのは請求書が「基本料金」と「従量料金」の2つの項目に分かれていることを言います。ガス代はこのような計算式で求められます。
ガス代=【基本料金+従量料金×使用量】
【基本料金】:ガスの設備代や配送コストなど毎月一定の金額
(ガスメーター、ボンベ、高圧ホース、ガス配管、検針手数料など)
【従量料金】:ガスの使用量によってかかる費用、使用量が増えれば従量料金が増える
栃木県のガス事情
まず初めに栃木県のプロパンガス事情についてお伝えしていきましょう。栃木県は人口は192万人、世帯数は80万世帯あります。(2021年4月時点)栃木県は中心部の宇都宮市以外は都市ガス普及率が低い地域となっております。オール電化の普及率が高く10%を超えております。プロパンガスの利用が全体の5割以上となっており、都市ガスの需要は3割強ぐらいになっております。プロパンの業者も382社と多いため競争は激しい地域になります。ガス料金も全国的な平均値で比べると関東エリアですので安めの料金ですが南関東と比べるとガス料金は少し高い傾向にあります。
栃木県のプロパンガス平均価格
栃木県のプロパンガス平均の価格を見てみましょう。
栃木県のLPガス平均料金
基本料金(円) | 基本料金+従量料金(円) | ||
5㎥使用した場合 | 10㎥使用した場合 | ||
全国(参考) | 1,858 | 4,939 | 7,889 |
栃木全体 | 1,687 | 4,513 | 7,239 |
那須 | 1,816 | 4,731 | 7,642 |
日光 | 1,741 | 4,547 | 7,298 |
南那須 | 1,684 | 4,433 | 7,069 |
芳賀 | 1,445 | 4,336 | 7008 |
宇都宮 | 1,638 | 4,539 | 7,361 |
鹿沼 | 1,606 | 4,657 | 7,345 |
小山・栃木 | 1,700 | 4,396 | 7,069 |
両毛 | 1,785 | 4,575 | 7,281 |
※表の価格はすべて税込みです。
(出典 : 一般財団法人石油情報センター 2021年4月)
栃木県VS全国平均ガス料金的
栃木県のプロパガスの平均価格と全国の平均を比べてました。
ガス使用量 | 全国平均ガス料金 | 栃木県の平均価格 | 価格差 |
5m3使用時 | 4,939円 | 4,513円 | -426円 |
10m3使用時 | 7,889円 | 7,239円 | -550円 |
20m3使用時 | 13,445円 | 12,331円 | -1,114円 |
50m3使用時 | 28,652円 | 26,487円 | −2,165円 |
(出典 : 一般財団法人石油情報センター 2021年2月)
栃木県は全国的に見てもプロパンガスの平均価格が安い県になります。
※2021年4月現在
栃木県のプロパンガス料金が安い理由
①プロパンガスの利用者が多い。
栃木県は関東エリアであり人口も多くガスの消費者数も多いです。プロパンガスを利用している人が多いということはガス会社はそれだけ仕入も安くできるし配送コストも効率が良くなります。
②プロパンガス会社が多い
栃木県には約382社のプロパンガス会社が多いということはそれだけ競合が激しいということになります。大手ガス会社から小規模のガス会社まで自分のお客を守ったり、お客をとったりするので競いあっているためガス価格が下がる傾向になります。
ガス代をさらに安くするには?
あなたのガスが栃木県の平均価格より高い場合はガス会社の変更を検討してみましょう。栃木県はガス会社が多い分優良な会社がたくさんあります。エネピはその中でも優良なガス会社を紹介してくれる無料のサイトになります。あなたの住むエリアガス会社を複数紹介してくれます。人気No. 1のWEBプロパンガス会社比較サイトです。
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ガス会社を変更する際の確認事項
プロパンガス会社を変更するにあたり発生する費用は基本的にはかからないのが一般的ですが、費用が発生するケースもあります。それは現在契約しているガス会社と設備貸与契約を結んでいる場合になります。設備貸与とはガス会社が初期費用としてかかる配管代や給湯器などの設備代を負担してくれていることがあります。その場合は設備貸与期間が終了するまでは違約金が発生してしまいます。ガス会社を変更する場合は事前現在契約しているガス会社との間に契約があるか確認しましょう。
電力とガスのセット販売について
2016年から電力の自由化が始まりました。多くのガス会社が「電力とガス」のセット販売に入れております。電力は現在の大手電力会社から電気を購入している場合のほとんどが、新電力にすることで電気代を安くすることができます。さらに電気とガスを同じ会社から購入することで割引率がさらに上がるというセット販売に力を入れております。
都市ガスの自由化について
プロパンガスは20年以上前から自由化となっており、料金は自由料金になっておりますが、実は都市ガスも2017年より自由化になっております。今までは東京ガスや大阪ガスなど地域の大手都市ガスが会社が独占的に供給しておりましたが、都市ガスも自由化になり消費者が都市ガス会社を自由に選択できるようになりました。栃木県の都市ガス会社になります。
栃木県の主な都市ガス会社
・東京ガス、足利ガス、佐野ガス、栃木ガス、北日本ガス、ニチガス、鬼怒川ガス
栃木県の都市ガス小売事業会社
- 東京ガス
- レモンガス
- 日東エネルギー
- 東京電力エナジーパートナー
- 日本ガス(ニチガス)
- 東彩ガス
- 東日本ガス
- 新日本ガス
- 北日本ガス
- 河原実業
- ガスパル
- ファミリーネット・ジャパン
- 日本ファシリティ・ソリューション
- 東京ガスエンジニアリングソリューションズ
- JXTGエネルギー
- 三愛石油
- HTBエナジー
- イーレックス
- 中央電力
- CDエナジーダイレクト
- エネックス
- PinT
- エフビットコミュニケーションズ
- アストマックス・トレーディング
- イーエムアイ
集合住宅と戸建て住宅のガス料金の違い
集合住宅と戸建住宅でプロパンガス料金を比較すると集合住宅の方がガス代が高くなる傾向かあります。それはアパートやマンションなどの集合住宅に取り付けられているガスの供給設備は大規模になるためガスを供給する経費が高くなるためガス代が値上がりしてしまいます。もう1つは設備貸与契約になります。ほとんどのプロパンガス会社がコンロや給湯器を無償で設置しております。ガス会社がガス機器を無償で負担している分、その分のコストをガス代に転嫁して回収しております。このような理由により集合住宅のプロパンガス料金は一戸建てよりも高い傾向にあるのです。
まとめ
栃木県はプロパンガス会社が数多くあるため充実したエリアになります。数が多いとううことは自分で好きなガス会社を選べるということになります。電力の自由化や都市ガスの自由化にもなりエネルギーの選択の幅は益々広がってきております。現状のガス料金に不満であれば無料で診断してくれるWEBサイトでまずはシュミレーションしてみましょう。ガスの使用量が多い場合は年間数万円のお得になる可能性もあります。
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