「グランデータ」ってみなさん知っていますか?グランデータは「エネルギーから新しい仕組みをつくる」というミッションを掲げている会社で、競争が激しい新電力市場でもただ電気を供給するだけではなく独自のシステム開発で新しいサービスを提供している会社になります。今回はそんな「グランデータ」を実際に利用している方の口コミや評判やメリット・デメリット、料金、解約の際の違約金に関する情報まで解説していきます。
目次
グランデータってどんな会社?
まず初めにグランデータはどんな会社なのかをみていきましょう。グランデータは、電気やガスのエネルギー事業を行う会社になります。新電力への参入は2018年で当初は『ひまわりでんき』としてスタートしております。その後2020年4月に『株式会社グランデータ』へ社名変更しています。
会社概要
会社名 | 株式会社グランデータ |
所在地 | 東京都豊島区南池袋二丁目9番9号 |
資本金 | 582,915,000円(2022年2月現在) |
設立 | 2018年7月13日 |
代表者名 | 代表取締役社長CEO手島太一 |
事業内容 | エネルギー事業、インフラ事業 |
HP | https://grandata-grp.co.jp/ |
グランデータの電気サービスについて
グランデータが提供する電気サービスを見ていきましょう。グランデータが直販している公式サービスは「ONEでんき」、「ABEMAでんき」、「賃貸でんき」の3つのサービスがあります。それぞれの特徴を紹介していきます。
グランデータの電気サービス①ONEでんき
ONEでんきの最大の特徴は基本料金がかからないことになります。東京電力などの大手電力会社やほとんどの新電力会社が毎月の基本料金の設定があります。ONEでんきは基本料金の設定がないためその分電気代が安くなる設定となっております。重量料金の設定も一律26.4円ですので電気を多く使用されるご家庭はさらに電気代を削減できます。
<電力量料金> | 0~120kWh | 120~300kWh | 300kWh~ |
東京電力(従量電灯B) | 19.88円 | 26.48円 | 30.57円 |
ONEでんき | 26.40円 | 26.40円 | 26.40円 |
「ONEでんき」はこんな人におすすめ
①電気の使用量が多い方
②基本料金を0円にしたい方
ONEでんきをおすすめできない人
①電気使用量が少ない人はあまり安くならない
グランデータの電気サービス②ABEMAでんき
「ABEMAでんき」は、あの動画配信サービス「ABEMA」の有料プランが実質無料で利用できるサービスです。今ABEMAを契約している方はグランデータのサービスを利用した方がお得になります。
「ABEMAでんき」はこんな人におすすめ
①ABEMAの動画配信を契約している方
グランデータの電気サービス③賃貸でんき
賃貸でんきは、旧一般電気事業者より基本料金がSプランで2%、Mプランで10%割引になるプランになります。
「賃貸でんき」はこんな人におすすめ
①電気料金を確実に確実に下げたい方
②電気を多く使う家庭で人気
グランデータの供給エリア
グランデータの供給可能エリアは広く北海道から九州エリアまでになります。沖縄・離島への供給は不可となっております。
【グランデータ供給可能エリア】
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
グランデータのメリット
グランデータのメリットを確認してみましょう。
グランデータのメリット①電気料金が安くなる
グランデータが提供する電気サービスでは旧一般電気事業者よりも電気代が安くなります。特にONEでんきの基本料金0円のサービスは魅力です。
グランデータのメリット②電気とガスのセット割がある
グランデータは都市ガスの供給も行なっており、電気とガスのセットで契約をするとガス代が毎月100円安くなるセット割があります。都市ガスの契約をできるエリアは東京ガス、東邦ガス、大阪ガスのエリアになります。
グランデータのメリット③WEB上で料金管理ができる
グランデータが提供する電気サービスに加入するとマイページへアクセスできるようになります。マイページで請求書の確認や支払い方法、契約情報などいつでも確認することができます。
グランデータのメリット④解約金が0円
新電力会社によっては解約金や違約金が発生することがありますが、グランデータは解約金が0円です。試しにグランデータに切り替えしても解約金や違約金がかからないため安心です。
グランデータのメリット
グランデータのメリットだけではなくデメリットも確認してみましょう。グランデータのデメリットは電気の使用量が少ない方は電気代が上がる可能性があります。毎月の電気代が少ない方がONEでんきの契約に変更すると高くなる可能性もあります。
グランデータの良い口コミ
ここからはグランデータのでんきサービスを実際に使用している方の声を聞いてみましょう。
グランデータの悪い口コミ
グランデータの悪い口コミもありました。新電力に申し込みをしたが電力の契約まで時間がかかったなどの口コミがありました。
市場連動型の新電力会社には注意
新電力会社の中でも市場連動型プランというものがあります。この市場連動型プランというのは日本卸電力取引所(JEPX)の市場取引価格に連動して電気の価格が決まるプランになりますが、これが昨今大変な問題になっております。春や秋など電力需要の少ない時期は市場の電力価格も安定しておりますが、夏場の猛暑の時期や冬場の寒波の時期はこの市場の電力価格が高騰します。その時あなたが市場連動型プランで契約をしていると電気代が数倍になる可能性があります。実際2021年の冬場に市場連動型プランに加入していた人の電気料金が通常の5倍~10倍になってしまうという事例がありました。グランデータは市場連動型プランを取り扱っておりませんが、市場連動型プランには注意しましょう。
燃料費調整額の高騰が電気代値上げに影響
日本の全ての電力会社で、燃料費調整額が毎月の電気代に反映されています。火力燃料の価格変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度を燃料費調整制度といい、その制度に基づいて決められる火力燃料費のことを燃料費調整額といいます。日本では燃料を海外からの輸入にほとんど頼っているため、世界情勢や為替レートの変動によって燃料費が高騰すると、それに応じて燃料費調整額が高騰し、電気代の値上げに影響してしまうのです。そのため、市場連動型プランに加入していなくても、昨今のウクライナ情勢などにより日本全体で電気代の値上げが問題となっています。
新電力会社へのよくある質問
新電力会社に切替すれば必ず安くなるの?
新電力会社に切替をしたからといって必ず電気代が安くなる事はありません。電気の使用量が少ないと逆に高くなったりします。グランデータの賃貸でんきは確実に電気代を安くすることができます。
マンションなどの集合住宅でも契約できる?
マンション・アパートの集合住宅でも新電力会社に変更することは可能です。集合住宅によっては一棟まるごと高圧の新電力の契約をしている可能性もあります。その場合は新電力に切替をすることができませんので大家さんに確認してみましょう。
オール電化の場合も新電力へ切替可能?
グランデータをはじめほとんどの新電力がオール電化の対応できるプランを出しておりません。新電力会社でも「オール電化プラン」がある会社もありますが少ないのが現状です。
新電力会社が倒産したら電気は止まるの?
2022年は倒産や事業停止が相次ぎましたが、万が一契約している新電力会社が倒産しても、電気はすぐに止まりません。倒産する場合は数ヶ月前に契約している方に周知する義務があります。そのため契約者は別の会社を探す時間はありますので安心してください。
まとめ
今回はグランデータの電気について紹介してきました。2022年には原油価格の高騰に伴い電力市場も仕入れが上がりました。今まで安定的に供給していた新電力会社が倒産や事業撤退など相次ぎました。グランデータは市場連動価格ではないため安心して契約ができます。特に「ONEでんき」はシンプルでお得なプランで今非常に人気です。新電力会社をどこにするか悩んでいる方にはグランデータはおすすめできる新電力会社になります。