プロパンガスを解約しようと思ったらガス会社から高額の違約金を請求された。ガス会社の違約金ってなに?って思っている方に今回はプロパンガスの違約金について解説していきます。
目次
プロパンガスの違約金とは?
プロパンガスの違約金とは一体なんなんでしょうか?
プロパンガスの違約金とはガスの配管代や給湯器などのガス機器代になります。
プロパンガス会社は新築などにガスを供給するにあたり本来はガスの配管代や給湯器などの設備代としてもらわなくてはいけませんが、無償貸与という形で無償で提供してます。その代わり長期間がすを供給させていただくことを契約書に記載し「無償貸与契約」という形をとっております。
そのために途中で解約すると残りのガス設備代を支払わなければいけなくなります。これを「違約金や解約金」と呼んでいます。
「無償貸与」ってどういうこと?
次に無償貸与契約について理解を深めていきましょう。
プロパンガス業界では当たり前のように「無償貸与契約」が行われています。
無償貸与契約とはどういうものなのでしょうか?先程も述べましたがプロパンガスの配管代や給湯器などの設備代のことになります。
本来消費者が負担をしなければならないガス設備代をガス会社が負担してくれているだけになります。新築を購入するときは契約をよく確認しないとガス会社の無償貸与契約が交わされているケースが多くあります。
一般的には配管工事代で15万円前後となっております。契約年は15年が一番多いですが10年~20年という場合もあります。
配管工事費用ってどういう工事のこと?
無償貸与の配管工事代は15万円と述べましたが、実際どのような工事を配管工事代と呼んでいるのでしょうか?一般的に配管工事費用はメーターから先の消費設備までの配管工事代を言います。この15万円は給湯工事2箇所とコンロの工事一箇所の配管工事費になります。コンロ1箇所だけの場合は5万円~8万円くらいと言われております。
「無償貸与契約」のメリット
ここからは無償貸与のメリットを見ていきましょう。
メリット①初期投資が少なくすむ
それはなんと言ってもガス配管工事費や給湯器・コンロ代無償というのが最大の魅力です。
ガスの配管代や給湯器とコンロで初期投資は数十万円もの額がかかりますが、この無償貸与では費用は一切かかりませんのでその分のお金を他の設備に使用することができます。
「無償貸与契約」のデメリット
続いては無償貸与のデメリットになります。
デメリット①無償貸与は安くない
無償貸与のデメリットは「実際はお得ではない」ということです。初期投資の費用が数十万円浮いたとしてもその分の費用が全てガス代に上乗せされて請求されてくることになります。
プロパンガス料金は「基本料金と従量料金」で構成されておりますが、無償貸与されていないガス代が基本料金1,600円の従量料金の450円の場合と無償貸与されているガス代の基本料金が1,600円、従量料金が500円と従量料金の単価が50円程度高くなっております。
例:毎月15m3で使用すると従量料金の価格差50円×15m3=750円
750円×12ヶ月で9,000円/年、15年で135,000円の金額になります。
毎年のガス代を10,000円以上高くなるのが一般的です。
デメリット②配管工事代とガス機器代が割高
ガス機器などは市場では定価より半額以上安く販売されているのに定価で設定されている場合もあります。
デメリット③貸与期間中に不当な値上げの可能性もある。
解約すると違約金がかかってしまうため原油相場の市場の理由とは別にガス料金を値上げされる可能性もある。解約には違約金がかかるのでなかなか解約できないことを業者が知っている。
プロパンガス無償貸与契約でのトラブル例
次に無償貸与でよくあるトラブルを紹介します。
ケース①新築購入時に契約を把握していなかった
よくあるパターンが新築や中古物件を購入した際にガス会社との無償貸与契約の中身を知らなかったという事が多いです。家を購入するときは色々と忙しく契約の中身まで確認する余裕はないものです。
「無償貸与」という言葉酒聞いてしまうと「お金がかからないならいいや」と思ってしまいまがちです。他のガス会社に切換するときに気づくケースが多いです。
ケース②ガス料金が値上がる
無償貸与は貸与期間が終了するまでは違約金がかかるため、プロパンガスを切替をしようろとしても違約金が発生するためなかなか切替できません。
その状況の中でガス料金がどんどん値上がるなどのトラブルのケースが多いです。
無償貸与契約でのトラブル対処方法は
それでは無償貸与契約でのトラブルにどう対処すれば良いのでしょうか?
トラブル対処法①無償貸与契約を結ばない
あなたが契約する前だったら無償貸与契約をせず、初期費用を全て自己負担でまかないましょう。無償貸与は結果的には金額的なメリットはありません。お金に多少余裕があるのであれば先にガス工事代などを支払っときましょう。そうすればいつでもガス会社を変更することが可能になります。
トラブル対処法②ガス会社と違約金・ガス料金の交渉をする
ガスを切替する前に残存価格があるかガス会社に確認してみましょう。残存があるから切替できないのではなく、契約書のガス機器の費用や配管設備工事費用を確認して、適切な値段なのかをもう1度確認しましょう。適切な価格ではなく高い場合は違約金の額を交渉するか、このまま継続的に利用するから少し値段対応できるか交渉しみましょう。
トラブル対処法③新しいガス会社に相談する
ガス会社によっては違約金の一部を支払いしてくれる会社もあります。違約金を払ってくれる会社のガス料金が現在より高くなってしまえば切替の意味はありませんが、ガス代も安くなり違約金もふ負担してくれるようであれば切替したほうがお得になります。
新しいプロパンガス会社の探し方
それでは新しく優良なプロパンガス会社をどうすれば見つける事ができるのでしょうか。プロパンガス会社は全国に18,000社もあります。
あなたのお住まいの地域の優良なガス販売店を自分で見つけることは簡単なことではありません。自分で調べることが難しい場合は簡単にガスの無料相談できるエネピがオススメになります。
おすすめガス料金比較サイト①エネピ
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ガス屋の窓口はガス料金の相談からガスの申し込み〜解約まで全て代行してくれるので自分でガス会社に連絡する必要はありません。ガス屋の窓口を利用してガス会社を変更したお客様の実際の声もありますので一度チェックしてみてください。
アパートやマンションの集合住宅でも違約金ってあるの?
集合住宅の場合でも同様アパートやマンションに関わる設備をガス会社が無償貸与している場合があります。集合住宅の場合は無償貸与の金額も大きいので他のガス会社に切り替えをする場合は違約金の金額も大きくなります。入居者がガス会社を変更したいと言っても大家さんが今のガス会社と無償貸与している場合は変更することは難しくなってしまいます。大家さんも集合住宅を建てるときのガス設備の初期投資を支払っていないということになります。光熱費を削減したいということならば電力会社の切替なら集合住宅でも可能ですので電力会社を切替してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はプロパンガスの無償貸与契約について解説しました。無償貸与は初期投資の費用がかからないというメリットはありますが、長い目で見ると金額的には損をしているという形になります。無償貸与契約をしているからなかなか他のガス会社に切り替えすることができないという声はあります。まだまだ業界では無償貸与がありますし、トラブルも起きております。今回紹介した無料のプロパンガス比較サイトの会社であれば安心して契約できると思いますのでおすすめです。