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新電力「エバーグリーン電気」の評判は?メリット・デメリットについて

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「エバーグリーン電気」って聞いたことないけどどんな会社なの?  と思っている方も多いと思います。エバーグリーン電気は東京電力とイーレックスが合同で作った新電力会社になります。イーレックスは新電力会社の中では法人用の供給量が「新電力小売事業部門」業界シェア 24ヵ月連続 NO.1という実績のある会社になります。今回はそのイーレックスが出資しているエバーグリーン電気の特徴とメリット・デメリットについて解説していきます。

目次

エバーグリーン電気ってどんな会社なの?

まず初めにエバーグリーンについてご紹介します。

エバーグリーンは東京電力と東証一部情報のイーレックスが出資して設立された会社になります。イーレックスは電力事業を20年以上行っており全国で電気の契約契約数が15万件を突破している業界大手の会社です。

会社名エバーグリーン・マーケティング株式会社
設立2019年3月29日
代表者代表取締役社長 田中 稔道
資本金5億円(2021年3月現在)
株主イーレックス株式会社(77%)

東京電力エナジーパートナー株式会社(23%)

事業内容小売電気事業、省エネルギー関連事業等

 

エバーグリーン電気の料金は?

エバーグリーンの電気料金と東京電力の電気料金を比べてみよう。

エバーグリーン電気の基本料金

基本料金エバーグリーン電気東京電力
10A284.29円286.00円
15A426.44円429.00円
20A568.58円572.00円
30A852.87円858.00円
40A1,137.16円1,144.00円
50A1,421.45円1,430.00円
60A1,705.74円1,716.00円

※従量電灯は東電・中部電力エリアでは10Aから、その他のエリアでは30A以上で契約できます。

エバーグリーン電気の従量料金

エバーグリーン電気の従量料金は電気の使用料にかかわらず東京電力と比べて従量料金が安くなります。

電気使用量エバーグリーン電気東京電力
120kWhまで19.69円19.88円
120kWh~300kWh24.55円26.48円
300kWh以上27.44円30.57円

エバーグリーン電気の供給エリアは?

エバーグリーン電気の供給エリアを見てみましょう。

<対象エリア>

北海道・東北・東京・中部・関西・中国・四国・九州電力エリア

<対象のお客様>
東京電力・中部電力エリアは10A以上、それ以外のエリアは30A以上で契約できます。

エバーグリーン電気のメリット

エバーグリーン電気のメリットについて紹介していきます。

メリット① 電気料金が確実に安くなる

エバーグリーン電気は大手電力会社の標準メニューと比較して3%~6%ほど電気代が安くなるというのが最大の特徴です。これは特に一人暮らしで普段あまり電力を使用していない人にはメリットがあります。新電力会社の多くは電力を使えば使うほど安くなる単価を設定しているため電力使用料が少ない人にとってはあまりメリットがない場合もあります。エバーグリーン電気は大手電力会社より電気代が安くなるため電気の使用料が少ない一人暮らしの人にお得になるプランになります。

メリット②保険が付くプランがある

電気代が安くなり、個人賠償責任補償もついてくるプランになります。もしもに備える保険がついているのに、お支払いは電気代だけで賢く節約できる。新電力会社で保険とセットプランを出している会社は少ないので魅力です。

メリット③環境に優しいエコなプランがある

親会社のイーレックスがバイオマス発電事業を行っておりクリーンなエネルギーで電気を提供できるプランがあります。再エネ指定の非化石証書を利用して実質的に再生可能エネルギー100%での調達を実現しています。

メリット④ポイントプランがある

プレミアムポイントプラン(Tポイント)は、毎月の電気料金に応じて、Tポイントが付与されるプランです。毎月の電気料金にプレミアムポイントプラン(Tポイント)の適用期間に応じて下表のポイント付与率を乗じた額につき、1円を1ポイントに換算して算定します。(税込)

適用期間ポイント付与率
1年目1%
2年目2%
3年目以降3%

 

メリット⑤歩数によって電気代が安くなるプランがある

「あるく・おトク・でんき」は歩いて走って電気代がさらにお得になるユニークなプランがある。1日10,000歩を上限としてポイントが付与され、ポイント数によって割引が適用されるという仕組みになっています。

メリット⑥都市ガスとのセット割もある

エバーグリーン・リテイリングは、都市ガス供給もしているため電気だけではなく都市ガスとのセット割引もあります。電気とガスの両方申し込みするセット割りが適用され、ガス料金が100円割引きされます。

メリット⑦解約違約金がかからない

エバーグリーン電気は解約手数料や違約金が無料になります。もしエバーグリーン電気以外の新電力会社に切替した場合もすぐにでも切替することが可能です。もしも、他社の電力会社に切り替えるときは、解約違約金、契約事務手数料があるか調べることが重要でエバーグリーン電気は、基本的に事務手数料・解約金はかかりません。ただし、「あるく・おトク・でんき」プランの場合のみ事務手数料・解約金が発生します。契約事務手数料1,100円、解約手数料3,300円(契約から24ヶ月以内の解約)

メリット⑧電気のトラブル時の駆けつけサービスがある

電気のトラブル発生時には24時間365日無料で対応してくれます。

エバーグリーン電気のデメリット

メリットの部分だけではなくてデメリットの部分も確認しておきましょう。

デメリット①電気の使用量が多い方には割高

ファミリーや電気の使用量が多いご家庭にはエバーグリーン電気は少し割高になります。大手電力会社よりは電気代は安いですが、新電力会社に電気代だけで見てみるともっと安い会社もあります。ファミリーの方は新電力人気No. 1のLooopでんきをおすすめします。

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デメリット②オール電化住宅に対応していない

エバーグリーン電気はオール電化住宅に対応しておりません。オール電化住宅は大手電力会社の電力単価設定が安いためオール電化のプランはありません。

デメリット③支払い方法はクレジットカードのみ

エバーグリーン電気電気は電気料金の支払い方法として選べるのはクレジットカードのみです。口座振替やコンビニ払いなどでは支払いはできません。

デメリット④明細がWEBのみで、検針票がない

エバーグリーン電気限らずほとんどの新電力会社がそうですが、電気の使用量の明細は郵送されず、WEB明細となります。

エバーグリーン電気の申込方法

エバーグリーンの申込方法はエバーグリーン公式サイトからの申込になります。手続きは簡単で下記の情報があれば10分で申込できちゃいます。

  • 電力会社のエリア
  • 電力会社
  • お客様番号(契約番号、電気番号)
  • 供給地点特定番号
  • 契約プラン・種別
  • 契約電力量

【エバーグリーン公式サイト】



エバーグリーン電気の口コミ

Twitterでエバーグリーン電気の口コミを見てみました。

エバーグリーン電気にオススメな人

それではどんな人がエバーグリーン電気におすすめな人なのでしょうか?

エバーグリーン電気におすすめな人

  • 一人暮らしや単身など使用量が少ない方
  • 環境意識の高い方
  • 保険もセットで入りたい方
  • 都市ガスとのセット割をしたい方
“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
エバーグリーンは環境意識の高い方で他の新電力会社にはない保険や歩いて電気代を削減できるユークなプランが特徴です。 

エバーグリーン電気より安いおすすめ新電力会社3選

電気の使用量が多い方はエバーグリーン電気より安い新電力会社があります。その中でも実績が人気ある新電力会社を3社を紹介します。

おすすめ新電力会社①Looopでんき



 新電力会社で一番人気の「基本料金が0円」のLooopでんきがおすすめです。現在契約者数30万突破し口コミや評判も非常に良好です。Looopでんきは解約手数料も0円であるために試しに契約もできます。Looopでんきは電気の使用量が多い分お得になりますので電気をたくさん使うご家庭に特におすすめできます。

【Looopでんき公式サイト】

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おすすめ新電力会社②あしたでんき



 あしたでんきは東京電力グループの新電力会社になります。新電力への参入は早くはなかったですが、東京電力のブランドで右肩上がりに契約件数を伸ばしています。やはり東京電力ブランドがありますので安心して契約ができるという声があります。このブランド力が「あしたでんき」の最大の魅力です。

【あしたでんき公式サイト】

https://enekurabe.com/ashitadenki-hikaku/

おすすめ新電力会社③エルピオでんき



 エルピオでんきは株式会社エルピオという会社が供給しており、50年以上LPガス事業を行っていた総合エネルギー会社になります。あまり聞いた事ない方も多いと思いますが、エルピオでんきの料金の最大の魅力は電気代の安さです!電気代だけを業界トップクラスの安さになります。とにかく単価の安さで勝負しております。電気使用量が多い世帯ほど、電気代を大幅に抑えることができます。とにかくシンプルに電気代を安くしたいという方にオススメです。

【エルピオでんき公式サイト】

https://enekurabe.com/lpio-hikaku/

電力に関するよくある質問

エバーグリーン電気などの新電力会社に切替するときのよくある質問になります。

マンションやアパートでも電力の切替はできるの?

マンション・アパートでも新電力会社に変更することは可能です。ただ集合住宅が高圧一括受電契約をしている場合は既に大家さんやオーナーがマンションやアパート一棟全体で契約をしていると新電力会社には切替できません。

オール電化でも新電力へ切替できるの?

新電力会社でも「オール電化プラン」がある会社もあります。基本的にオール電化は大手電力会社が夜間の電力を安く設定しておりお得なプランとなっております。大手電力会社と新電力会社のプランをよく比較してから切替をしましょう。

解約手数料はかかるの?

大手10社から新電力に変更する際は解約料金はかかりませんが、新電力会社から新電力会社へ変更の場合は、解約手数料として数千円程度費用がかかる場合があります。1年未満の解約など短期間の場合のみ発生する会社やプランによって様々ですが、ほとんどの会社が解約料金の設定はありませんので試してみる価値ありです。

新電力に変更しても、停電はしない?

新電力会社に変更しても停電がしやすくなることはありません。

新電力会社が倒産したら電気は止まるの?

新電力を契約していてその会社が万が一倒産しても、電気はすぐに止まりません。いきなり電力供給が止まれば大問題になり、ときには命にもかかわる可能性もあります。倒産した場合は契約者に通知する義務があるため、そのあとにすぐ別の新電力会社を探しましょう。


まとめ

今回はエバーグリーン電気特徴やメリットデメリットについて解説してきました。エバーグリーン電気は東京電力と東証一部上場のイーレックスが出資している会社なので安心です。使用量が少ない方や一人暮らしの方にお勧めです。他の新電力会社にはないユニークなプランもありますし駆けつけサービスがあるのが特徴です。まだ大手電力会社から新電力に変更したことないという方は試しにエバーグリーン電気に切替してもいいと思います。