レンジフードの交換を検討されている方に今回はレンジフードの交換費用や交換時期の目安、業者選びのポイントについて紹介していきます。
目次
レンジフードの交換時期はどれくらい?

レンジフードの交換時期はどれくらいなのでしょうか?一般的に買い替えの耐用年数は【10年前後】が目安となります。レンジフードを設置してから10年以上経過している方は交換を検討する時期と言っていいでしょう。とは言っても最近のレンジフードは「10年間フィルターお掃除不要」など高性能なレンジフードの場合は10年の目安ではなく交換時期も変わってきます。一般的なレンジフードが10年ということを覚えておきましょう。ただ10年経過したらすぐに交換をするのではなくレンジフード本体が劣化すると異音などの症状が発生してきます。異音や振動など下記のような症状が現れたら交換の検討をしても良いかと思います。
レンジフード交換の症状やサイン
レンジフードは使用頻度や年数によっても交換時期が変わってきますが、交換の目安となる症状やサインがありますので事前に確認しておきましょう。
確認ポイント①レンジフードから音がする
レンジフード交換を検討する際に一番多いのがレンジフードからの異音になります。「ゴォーゴォー」のような音や「キュルキュル」のような音がします。モーターやプロペラなどが故障している可能性がありますのでレンジフードの買い替えを検討しても良いでしょう。
確認ポイント②換気力・吸引力が落ちてきた
コンロの煙をうまく吸ってくれない、匂いが以前より残るなどレンジフードの換気力や吸引力が落ちてきたと感じてきた場合です。吸引力はフィルター清掃などで解消する可能性もありますが、掃除しても解消されない場合はレンジフードの劣化の可能性が高いですので交換を検討しても良いでしょう。
確認ポイント③振動の確認
レンジフードの振動も確認しましょう。激しくレンジフードが振動している場合は本体やファンの部品のネジが緩んでいる可能性もあります。ネジを絞めても振動が改善されない場合もレンジフードの交換を検討しても良いでしょう。
レンジフードの選び方と種類
レンジフードを買い替えする前にレンジフードの種類を確認しておきましょう
レンジフードの選び方①レンジフードのサイズを確認
レンジフードは壁と吊り戸棚などの間に設置されるため現場によってサイズが異なります。富士工業やリンナイなどの国内メーカーのレンジフードの横幅サイズは、3タイプの規格があります。
・横幅60cm
・横幅75cm
・横幅90cm
レンジフードの選び方②排気ファンの種類
次にレンジフードの選び方として、ファンの違いがあります。レンジフードにはプロペラファンとシロッコファンの2種類あります。それぞれ特徴を確認してみましょう。
シロッコファンとは
シロッコファンは中心に筒状のモーターがあり、ダクトを通して空気を屋外に排気します。ダクトを設置しないと排気ができない集合住宅などによく採用される換気扇です。またファンが直接風の影響を受けることがないでの、高層階でも設置することができるのが特徴です。
プロペラファンとは
プロペラファンとは名前の通りプロペラがついている換気扇です。見た目は扇風機に似ております。シロッコファンのようにダクトを通さずに直接屋外に排気をします。掃除がしやすいのが特徴で価格もシロッコファンより安いです。
レンジフードの選び方③レンジフードの形状
レンジフードの形状は3つのタイプがあります。見た目も違いますがお手入れのしやすさも変わってきます。ご自宅についているレンジフードは下記のの3点どれかに当てはまるはずです。
①ブーツ型(深型、スタンダード型)
一般的に普及しているのがこのブーツ型と言われるレンジフードになります。多くの家庭で採用されており「スタンダード型」とも呼ばれれております。ブーツ型のメリットはフードの形状をしており構造が単純でどのキッチンにも合いますし空気の吸い込み口が広いため、換気性能も安定しております。
②スリム型(薄型)
スリム型の特徴はスタイリッシュでインテリアとしても人気が高く、なおかつ油汚れがつきにくいとレンジフードの中で一番人気があります。スリム型のメリットはお手入れのしやすさです。汚れがつきにくいコーティングや油汚れを自動的に弾いたりする機能も搭載されております。機能が充実しているため他のレンジフードより値段が高いことだけです。お手入れしやすいものがいいという方はスリム型がおすすめです。
③フラット型(浅型)
フラット型はブーツ型やスリム型と比べると薄くコンパクトなレンジフードになります。天井が低いキッチンや狭いキッチンでも設置することが可能です。フラット型はブーツ型同様に定期的な掃除が必要になります。ガスコンロの真上に設置されているので汚れがつきやすいです。
3つのレンジフードの特徴をまとめてみました。
特徴 | メリット | デメリット | |
ブーツ型(深型・スタンダード型) | 一般的なデザイン | 価格が安い | 掃除がしにくい |
スリム型 | スタイリッシュなデザイン | 掃除が楽・機能が充実している | 価格が高い |
フード型(浅型) | コンパクト | 低い天井でも設置できる | 掃除がしにくい |
レンジフードの交換費用の相場はどれくらいかかる?

レンジフードの交換費用はレンジフードの種類によって変わってきます。本体を交換するかレンジフードの部品のみ交換するのかでも金額が変わってきます。部品交換だけであれば費用は16,000円~30,000円前後で交換できます。レンジフードの本体を交換する場合の費用相場は、10~30万円です。ここまで費用が変わるのはレンジフードの高性能なタイプであれば本体の定価だけで300,000円以上する機種もあります。レンジフードは本体の価格と工事費用がかかります。
部品交換費用
部品 | 費用相場 |
モーター | 25,000~35,000円 |
スイッチ | 20,000~30,000円 |
プロペラファン | 15,000~25,000円 |
本体交換費用
ますはレンジフードのグレード別にみていきましょう。
リンナイのレンジフードを紹介していきます。
まずはこちらの比較表をチェックしてみてください。
リンナイのレンジフードはシンプルに5機種に分かれます。その中でも最も高グレートな商品がTAGシリーズ、OGRシリーズになります。こちらのシリーズは定価で223,000円~になります。その次のXGRシリーズでも定価178,200円~になります。LGRシリーズが137,500円程度になります。TLRシリーズは一番リーズナブルになります。
レンジフード定価 | ||
シリーズ | グレード | 定価 |
OGRシリーズ | 高グレード | 223,300円~ |
TAGシリーズ | 高グレード | 230,000円~ |
XGRシリーズ | 中グレード | 178,200円~ |
LGRシリーズ | 中グレード | 137,500円~ |
TLRシリーズ | リーズナブル | 104,500円~ |
実際の販売価格は定価の10%~20%ほど安くなっております。
レンジフード交換の費用に含まれるもの
レンジフードの交換工事をお願いした場合には【本体+工事費】が必ず発生します。工事代も現場で変わってくるため一概に○○円とは言えません。部材やオプション費によって変わってきます。レンジフードの工事代に含まれるものを見てきましょう。
基本工事代:取り付け工事費、既存レンジフード撤去費、出張費・廃棄処分、取扱説明、諸経費
別途工事代:幕板などの部材やダクト工事費など
レンジフードの交換工事の一般的な金額は35,000円~50,000円ほどが相場となります。
レンジフードを交換するときの業者選びのポイント

レンジフードを交換するときは必ず相見積もりを取りましょう。レンジフードの本体が安くても工事代がすごく高かった!ということになってしまうかもしれません。ポイントは「本体」と「工事代」の金額をよく確認することです。レンジフードがもし故障してしまった場合のアフターサービスも確認しておきましょう。
レンジフード交換おすすめ業者
レンジフードの業者のおすすめ会社を紹介していきます。
レンジフード交換おすすめ業者①フジオーショップ
レンジフードの国内シェア60%以上で業界第一位の「富士工業」が展開する公式オンラインショップになります。リンナイのレンジフードは富士工業が製造しているOEM商品になります。メーカー公式のオンラインショップのため安心して利用できます。見積もりの1社は「フジオーショップ」でとると参考になると思います。
レンジフード交換おすすめ業者②スミレナ
レンジフード交換おすすめ業者2つ目は東京ガスグループの「スミレナ」になります。スミレナは東京ガスの給湯器やコンロなどのガス機器やレンジフードやお風呂やトイレなどの販売をしている会社になります。安心の東京ガスグループで関東地域の方に特に人気の会社です。東京ガスでガスの供給を受けていなくでも関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨)であればサービス対応可能になります。しかも見積もりは写メを送るだけで簡単に見積もりが取れるのも便利です!東京ガスという安心と信頼があるスミレナも見積もりを取りたい会社の1社になります。
まとめ
レンジフードはお手入れ性やデザインによって値段も変わってきます。最近は高性能なレンジフードが続々発売されております。レンジフードの交換を検討されている方は最低2社以上見積もりを取りましょう。レンジフードは「本体代金」と「工事代」がかかることを覚えておきましょう。