ガス給湯器の「号数」ってどういうことかわかりますか?ガス給湯器を交換する時に何号にすればいいのか悩みますよね。家族構成やや自宅の環境に合わせて号数を選ばないとお湯が十分に出ないなどの問題が発生してしまいます。今回はガス給湯器の号数の選び方から注意しなければいけないことを解説していきます。
目次
給湯器の号数とは?
まずはじめに給湯器の号数について確認しましょう。給湯器の号数とは「水温+25℃の水が1分間に出る量」の事です。簡単にいうと「1分間に何リットルお湯が出せるのか」になります。一般的な家庭の給湯器には16号、20号、24号が設置してあると思いますが、号数は数字が大きくなるほどたくさんのお湯を沸かすことができます。また号数が多ければキッチンや洗面所など複数の箇所お湯を同時にするしても出頭量が変わらないというメリットがあります。
【給湯能力】
- 16号:1分間に16リットル
- 20号:1分間に20リットル
- 24号:1分間に24リットル
現在使用中の給湯器の号数の確認
まずは、自宅に設置してある現在の給湯器の号数を確認してみましょう。給湯器本番から号数を特定することができます。給湯器の品番は本体前面にシールが貼ってあり品番と数字が書いてあり数字が号数となります。
【各メーカー給湯器品番】
リンナイエコジョーズの場合
RUF-E1616SAW→16号
RUF-E2006SAW→20号
RUF-E2406SAW→24号
リンナイ公式サイト
ノーリツエコジョーズの場合
GT-C1662SAWX→16号
GT-C2062SAWX→20号
GT-C2462SAWX→24号
ノーリツ公式サイト
パロマエコジョーズの場合
FH-1612SAWL →16号
FH-2022SAWL →20号
FH-2442SAWL →24号
パロマ公式サイト
給湯器の号数の選び方
給湯器の号数選び方についてみていきましょう。基本的には今お使いの給湯器の号数で不便を感じなければ同じ号数のものを選びましょう。家族の人数が変わったりライフスタイルが変わった場合は号数の変更も検討してもいいでしょう。下記が給湯器の号数の目安になります。
16号ガス給湯器
16号は単身世帯向けです。シャワーならシャワーだけ、洗面台なら洗面台だけ使用するなど同時使用すると湯量が少なくなり不便さを感じることもあります。一度に複数の場所でお湯を使わない方は16号で十分快適に過ごせます。
20号ガス給湯器
20号は夫婦などの2~3人世帯向けです。お風呂とキッチンを同時にお湯を使う事が可能です。真冬などの水温が低いときはお湯の供給量が不足してしまう可能性もありますがそれ以外は2ヶ所で同時で十分にお湯を使うことができます。
24号ガス給湯器
24号給湯器は4-5人世帯向けになります。真冬の水温が低い時期も含めて1年中シャワー+2箇所のお湯が同時に使えます。子供がお風呂でシャワーを使用していて大人がキッチンでお皿洗いしていてもお湯の供給量には影響は出ず快適に使用することができます。
※画像リンナイ公式サイトより
【号数を選ぶポイント】
家族が多いと同時使用が多くなります。お風呂を入っている時にお皿が洗えなかったら不便ですよね。家族が多いご家庭は24号が適しています。同時使用をすることがある場合など生活パターンを把握して選ぶことがポイントです。今使っているガス給湯器で不便と感じるなら容量を上げたほうがいいです。
給湯器の号数を変更したいときの注意点
給湯器の号数を変更するときにいくつか注意しなけばならないことがありますので確認していきましょう。
注意点①ガスメーターの号数
給湯器にも号数がありますか、ガスメーターにも「2.5号」「4号」「6号」「8号」と号数があります。一般のご家庭では「4号」と「6号」のガスメーターが使われています。 24号の給湯器を設置する場合は、6号以上のガスメーターである必要がありますので事前にガス会社に連絡し確認しましょう。メーター交換がガス会社が無料で交換してくれますので費用はかかりません。下記の写真の部分が、ガスメーターの能力を表す号数です。
注意点②給湯器の本体価格が若干高くなる
号数を変更ると給湯器の値段が少しだけ高くなります。リンナイの20号と24号の価格の差になります。
RUF-E2006SAW20号 定価318,000円
RUF-E2406SAW24号 定価345,000円
定価ベースですが価格差27,000円になります。実際購入する値段は割引がされていると思いますので1万円~2万円になります。
注意点③ガス代が上がる可能性がある
給湯器の号数だけ上げてもお湯の使用量に変化なければガス代は変わりません。ただ号数をあげると同時に使用できるお湯の量が増えるためガス代が上がる可能性があります。
注意点④集合住宅の場合は事前に管理会社や大家さんに確認が必要
マンションなどの場合は規定により給湯器の号数アップができない場合もあります。マンション全体のガス供給量の問題になるため事前に管理会社や大家さんに相談しましょう。
給湯器の交換はどこに相談すればいい?
給湯器を交換しようと思ったらどこに相談するのがいいのでしょうか?給湯器を交換はガス会社からホームセンターや・電量販店まで様々なところで交換・相談ができます。
給湯器交換どこ?①「ガス会社」
ガス会社の魅力は地域密着であり交換だけではなくアフターもしっかりしていますので何かあった時に一番安心です。お値段的には多少高くなる傾向がありますが、ガス屋さんに任せるのが一番安心です。
給湯器交換どこ?②「給湯器専門会社」
最近はよくテレビCMで給湯器の交換のCMやっていますよね。給湯器のお値段が安いのがメリットですが、業者が多いですので値段だけではなく実績があるしっかりした大手業者がオススメです。特にオススメなのはガス給湯器の依頼件数が30万軒以上の実績と信頼がある「SLS」になります。満足度96%と高い評判ですので一度相談してみてもいいと思います。
給湯器の発注先①ガス会社
やはり給湯器を購入するなら、今一番有名で人気のある給湯器交換会社!キンライサーがが一番でしょう。長寿命、高効率、使いやすさを兼ね備え、さらに信頼のアフターサービスも安心です。キンライサーの魅力は、見積もり額を簡単に確認できる点です。Web見積もりを活用すれば、入力してすぐコンピューターによる算出が可能です。下記の公式さいとから簡単にできますよ。
CMでお馴染みの安くてごめんね!給湯器交換No1ショップ!【キンライサー公式サイト】給湯器交換どこ?③「ホームセンター・家電量販店」
ホームセンターや家電量販店も給湯器などの水回りにも力を入れており、価格も安く相談しやすいです。家電量販店はポイントが付くのが嬉しいですよね。
まとめ
今回はガス給湯器の号数について解説してきました。毎日の生活を快適に過ごすには号数選びは重要です。今ついている給湯器の号数で不便さを感じているならば号数変更するだけで快適にお湯を使うことができます。給湯器は10年に一回しか交換せず一度購入すると次に交換するのがだいぶ先になりますので専門の方に相談して慎重に検討してから選ぶようにしましょう。