プロパンガス

LPガスの1㎥はどれくらい?kg・料金・使用量の目安をわかりやすく解説

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「LPガスを5㎥使ったけど、これって多いの?」

検針票を見て、そう感じたことはありませんか?

LPガスの使用量は「㎥(立方メートル)」で表示されますが、㎥といわれても実際にどれくらいの量なのか、なかなかイメージしにくいですよね。

結論からいうと、LPガス1㎥は約2kgが目安です。

たとえば、5㎥なら約10kg、10㎥なら約20kgほどになります。

ただし、「10㎥使ったから使いすぎ」とは一概にいえません。お風呂やシャワー、給湯器、コンロなど、何にLPガスを使っているかによって適正な使用量は変わります。

この記事では、LPガス1㎥がどれくらいの量なのか、kgへの換算方法や熱量、家庭での使用量、ガス料金の見方まで分かりやすく解説します。

そもそも「㎥」って何?

㎥は「立方メートル」と読みます。

1辺が1mの立方体の体積が1㎥です。

リットルに換算すると、1㎥=1,000Lになります。

「1,000Lもあるの?」と思うかもしれません。

ここで注意したいのが、LPガスはボンベの中では液化された状態で保管されているということです。

実際にコンロや給湯器で使うときには、気体になって供給されます。

そのため、LPガスでは「ボンベに入っている液体」と「使用するときの気体」で体積が大きく変わります。

この違いが、LPガスの㎥とkgを分かりにくくしている理由のひとつです。

LPガス5㎥・10㎥はどれくらい?

では、実際に検針票でよく見る使用量をkgに換算してみましょう。

LPガス使用量重量の目安
1㎥約2.1kg
3㎥約6.2kg
5㎥約10.4kg
10㎥約20.7kg
20㎥約41.5kg

たとえば月に10㎥使っている家庭なら、単純換算で約20.7kg相当のLPガスを使用していることになります。

ただし、ここで「20kgも使っているから多すぎる」と考えるのは早いです。

LPガスの使用量は、家族人数や季節、給湯器の使い方によって大きく変わるからです。

特に影響が大きいのが、お風呂やシャワーなどの「給湯」です。

LPガスの立方メートルてどういうこと?

この㎥単位ってどういうことなのでしょうか。1㎥を大きさで表しますと、1m×1m×1mの立方体が1m³になります次に㎥の容量を見ていきます。LPガスは容器の中では液体の状態で貯蔵されております。この液体を自宅で使用するために液体を気体にさせます。この気体の状態の体積を表す単位が「㎥」になります。私たちが家庭用で使用するプロパンガスはボンベは50K・20Kボンベなどが一般的ですが、このボンベの重さはkg単位で表示しております。これを私たちが使用するガスの㎥に換算すると「1kg=約0.5m3」になります。20kgボンベですと、約10m3分のガスが入っているということになります。

1㎥でどれくらいのガスが使用できるの?

1㎥でどれくらいのガスが使えるのかを見ていきましょう。ガスをどれくらい使用するかはお風呂を沸かす回数で考えていきます。一般的な家庭のお風呂で考えると約4回沸かすことができます。もちろん浴槽が小さければその分お風呂を沸かす回数は増えます。一人暮らしのユニットバスではお湯の量が少ないため7、8回以上沸かせる量になります。

ガスボンベのサイズと容量は?

次にガスボンベのサイズを見ていきましょう。ガスボンベのサイズは一般家庭で使用されているのは主に20kgと50kgのサイズになります。それぞれガスボンベ1本で何㎥入っているのでしょうか?

【ガスボンベ1本で使用できるガスの量】

20kgボンベ:約10㎥

50kgボンベ:約25㎥

“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
ガスボンベ50kgで考えるとボンベの容量は25㎥ですのでお風呂100回分沸かすイメージです。 

プロパンガスと都市ガスの熱量の比較

プロパンガスと都市ガスの熱量には違いがあります。プロパンガスは1㎥あたり約24,000kcalの熱量になり、都市ガスは1㎥あたり約11,000kcalの熱量になります。同じ体積でもプロパンガスは都市ガスの2倍以上の熱量になります。

1か月のガス使用量がどれくらい?

1ヶ月のガスの使用量はどれくらいでしょうか?ガス代は夏場と冬場で資料が変わりますが下記の表は年間の平均の使用量になります。

世帯人数別、ひと月あたりのプロパンガス(LPガス)平均使用量

世帯人数プロパンガス使用量
2人以下6.5m3
3人8.9m3
4人11.3m3
5人11.7m3
6人12.0m3
7人以上11.8m3

 

プロパンガス1m3の価格と平均価格はどれくらい?

プロパンガス1m3あたりの従量単価の相場はどれくらいなのかを見ていきましょう。ガス料金は基本料金と従量料金を足して計算します。

ガス代=【基本料金+従量料金×使用量】

【基本料金】:ガスの設備代や配送コストなど毎月一定の金額
(ガスメーター、ボンベ、高圧ホース、ガス配管、検針手数料など)

【従量料金】:ガスの使用量によってかかる費用、使用量が増えれば従量料金が増える

全国のプロパンガス平均料金はどれくらい?

プロパンガスの料金は、地域や販売会社によって異なります。

そこで、全国の平均料金を見てみましょう。

石油情報センターが公表している2026年6月30日時点の最新データでは、全国平均の料金は以下のとおりです。

全国のプロパンガス平均料金(税込)

使用量全国平均料金
5㎥5,908円
10㎥9,662円
20㎥16,800円
50㎥36,616円

※2026年6月30日公表。基本料金を含む税込価格です。

単純に使用量だけで見ると、5㎥なら約5,900円、10㎥なら約9,700円、20㎥なら約1万6,800円が全国平均の目安です。

ただし、この金額には基本料金が含まれています

そのため、「LPガス1㎥あたりの料金」を知りたい場合は、基本料金を除いて考える必要があります。

LPガス1㎥あたりの料金を計算すると?

ここでは、分かりやすくするために基本料金を1,800円と仮定して計算します。

計算方法は、

(ガス料金-基本料金)÷使用量

です。

5㎥使用した場合

(5,908円-1,800円)÷5㎥

約822円/㎥

10㎥使用した場合

(9,662円-1,800円)÷10㎥

約786円/㎥

20㎥使用した場合

(16,800円-1,800円)÷20㎥

750円/㎥

この計算から、2026年6月の全国平均料金をもとにすると、基本料金を1,800円と仮定した場合の「1㎥あたりの料金」は、約750~820円程度になります。

ただし、ここで注意したいのが、これはあくまで計算上の目安だということです。

石油情報センターが公表しているLPガス料金は、基本料金を含んだ平均価格です。

また、実際のLPガス料金は地域や販売会社、契約内容によって異なります。

さらに、LPガスは使用量に応じて1㎥あたりの単価が変わる「スライド制」が採用されている場合もあります。

そのため、「LPガスは1㎥=○円」と一律に考えるのは正確ではありません。

自宅のLPガス料金が高いか確認するときは、1㎥あたりの単価だけではなく、

  • 基本料金
  • 従量料金
  • 設備料金
  • 実際の使用量

まで含めて確認することが大切です。

なお、石油情報センターの最新データでは、全国平均だけでなく地域別の料金も公表されています。

たとえば2026年6月30日時点では、10㎥使用時の平均料金は北海道11,563円、関東9,025円、近畿9,397円、九州・沖縄9,659円となっており、地域によって差があります。

「自宅のLPガス代は高いのでは?」と感じたら、まずは同じ地域の平均料金と比較してみるとよいでしょう。

“エネくらべ君”
“エネくらべ君”
1㎥あたりの全国平均従量料金は600円~650円ぐらいになるね。使用料が多いと1㎥あたりの単価が割安になる傾向があります。

まとめ

今回はガスの㎥について解説していきました。なかなか普段の生活の中でガスの単位について触れることがないと思います。最近は原油高の影響でガス代も上がってきてますよね。日頃からガスの請求書を細かく見ることで節約意識が高まり結果的にガス代を安くすることができます。