プロパンガスは家庭用と業務用でガスの種類が分けれていることはありません。飲食店や店舗で使用量が月に300m3以上あれば 業務用として料金設定されることが多いです。
目次
プロパンガスの業務用とは?
プロパンガスの業務用価格とは飲食店や美容室、事務所など使用量の多い供給先を業務用と設定しております。使用量が多いため一般の家庭と同じ料金だとガス代金の負担が多くなります。使用量が多い分ガス会社とガスの単価を約束し設定しております。業務用を使用する側はガスを安く仕入れることができ、ガス会社はガスの使用量が多ければ売り上げを増やすことができるのでお互いに納得できる価格の設定をされている場合が多いです。
【業務用対応先の例】
・飲食店などのラーメン屋や蕎麦屋・うどん屋・居酒屋、喫茶店、中華料理店・洋食店・ホテル、美容室・エステ・工場や事務所など
業務用価格の使用量はどれくらい?
一般のご家庭の使用量は多くても50m3以下の使用量だと思います。ガスファンヒーターや床暖房を冬場たくさん使用しても100m3までいくことはなかなかありません。多くのガス会社は業務用は一般家庭用と単価を区別しておりますが、プロパンガスを業務用として使用する場合、ガスの消費量がビジネスの利益に直接影響するため、慎重な検討が必要です。一方で、ガス供給会社が「業務用」として特別な価格設定を行う基準は、月間300立方メートルのガス消費です。もし使用量がこれよりかなり少ない場合、業務用目的であっても特別価格は適用されず、通常の家庭用料金が適用されることになります。そのため、ガス利用状況には注意が必要です。ガス会社との交渉によって変わってくると思いますが、ある程度の使用量がないと業務用の単価設定は難しいかもしれません。
業務用価格はどれくらい安いのか?
それでは業務用価格は一般価格と比べてどれくらい安くなるのでしょうか?大体のガス会社が一般単価より1割~2割程度安く設定されています。実際にシュミレーションで一般単価と業務用単価の違いを見て行きましょう。
【使用量が300m3の場合】
一般単価:基本料金1,600円 従量料金450円設定で計算すると
ガス価格=1,600円+(450円×300㎥)=135,000円
業務用単価:基本料金1,600円 従量料金400円設定で計算すると
ガス価格=1,600円+(400円×300㎥)=120,000円
一般単価と業務用の単価で15,000円もの価格差になります。年間で計算してみると180,000円の価格になります。
業務用単価は輸入価格変動性料金体系がある
業務用には輸入価格の変動に応じた料金設定があります。プロパンガスの価格はCP価格によって決められます。そのC P価格とは原油と連動し変動するものなっております。CP価格が下がれば下がった分のコストをそのままガス料金に反映されます。C P価格が逆に値上がりになればガス料金がね上がるという設定になります。輸入価格連動制度は一般的には毎月変わる変動制のい採用が多いです。この変動性はガス会社もガスを使用する側もお互いメリットがあります。ガス会社は毎月一定の利益が確保されます。業務用で利用している方は原油価格が安い時期は非常にガスがお得になります。ガス会社からいきなり値上げをされることもありません。お互いが納得して導入しているケースが多いです。
プロパンガス料金はガス会社が自由に設定できる
業務用の料金は大体○○円という明確な設定はありません。
使用量によっても大きく変わってきます。
プロパンガス会社は全国に18,000社以上ありますが、その会社1軒1軒料金が違います。そうです、プロパンガスは自由料金なのです。なので自分の会社の利益を考えてガス料金を設定しております。
現在のガス単価で不満があるようでしたら下記の記事をご覧ください。
今よりガス単価を安くする方法
ガスは自由料金設定とお伝えしました。現在ガス代がちょっと高いな・・と悩まれている方はガス料金の一括見積もりサイトでガス会社の見直しをしてみてはいかがでしょうか?ここに記載している会社は人気の高い無料で優良なガス会社を紹介してくれる会社になります。いきなり契約とかにもなりませんので安心して利用できます。
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まとめ
今回はプロパンガスの業務用単価について解説してきました。
業務用は使用量が多いので、一般家庭と同じガス単価だと会社の経費の負担が大きくなります。
プロパンガスは自由料金ですので自分で会社を選ぶことができます。契約する場合は1社だけではなく複数の会社からお見積もりを取るようにしましょう。
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