給湯器のエラーコード一覧|リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパス対応
「突然エラーコードが表示された…」そんなときは慌てなくて大丈夫
給湯器のリモコンに突然「111」や「11」「920」などの数字が表示されると、「故障したのでは?」と不安になりますよね。
実際、エラーコードが表示されると、お湯が出なくなったり、お風呂のお湯はりが途中で止まったりすることがあります。
しかし、エラーコードが表示されたからといって、必ずしも給湯器が故障しているとは限りません。
一時的な通信エラーやガスの供給停止、水圧の変化などが原因で表示されるケースもあり、簡単な確認だけで改善することもあります。
一方で、同じエラーコードを何度も繰り返したり、給湯器の使用年数が10年以上経過していたりする場合は、内部部品の故障が原因になっている可能性もあります。
だからこそ、エラーコードの意味を正しく知ることが大切です。
この記事では住宅設備情報サイトエネくらべが、リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパスの代表的なエラーコードと原因、自分で確認できるポイント、修理が必要なケースまで詳しく解説します。
急にお湯が出なくなったときも、まずはこの記事を参考に落ち着いて確認してみてください。
エラーコードとは?
給湯器が異常を知らせる「自己診断機能」
給湯器には、内部で異常を検知するとリモコンに数字やアルファベットを表示する自己診断機能が搭載されています。
これが「エラーコード」です。
例えば、
- 点火できなかった
- ガスが正常に燃焼しなかった
- 温度センサーが異常を検知した
- 給排気に問題がある
- 部品の寿命が近づいている
このような異常が発生すると、安全のために給湯器が停止し、エラーコードで原因を知らせます。
メーカーによって番号は異なりますが、「11」「111」「140」「290」など、数字で表示されることが一般的です。
エラーコードはメーカーごとに違う
同じような故障でも、メーカーによって表示されるエラーコードは異なります。
例えば「点火不良」を知らせるコードでも、リンナイとノーリツでは番号が違うことがあります。
そのため、表示された数字だけで判断するのではなく、メーカーごとの内容を確認することが重要です。
この記事では、代表的な4メーカーのエラーコードを順番に紹介していきます。
エラーコードが表示されたら最初に確認したいこと
修理を依頼する前に、次のポイントを確認してみましょう。
✅ ガスの元栓は開いているか
✅ 他のガス機器は使えるか
✅ 給湯器のコンセントが抜けていないか
✅ ブレーカーは落ちていないか
✅ 断水していないか
✅ リモコンの電源を入れ直して改善するか
これだけで復旧するケースもあります。
ただし、何度も同じエラーが表示される場合は、自己判断で使い続けるのはおすすめできません。最短即日で給湯器の修理交換【お湯出ない.com】
リンナイ給湯器のエラーコード一覧
リンナイの給湯器は国内でも高いシェアを誇ります。
エラーコードにはさまざまな種類がありますが、ここでは問い合わせの多い代表的なものを紹介します。
| エラーコード | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 11・111 | 点火不良 | ガス栓・ガスメーターを確認し、改善しなければ点検 |
| 12 | 途中失火 | ガス供給や燃焼異常の可能性 |
| 14 | 過熱防止装置作動 | 使用を中止し点検を依頼 |
| 16 | 設定温度以上に温度上昇 | 一時停止後も改善しなければ修理 |
| 32 | 温度センサー異常 | 修理が必要なケースが多い |
| 61 | 燃焼ファン異常 | 部品交換が必要な場合がある |
| 90 | 燃焼異常 | 給排気や燃焼状態を点検 |
| 140 | 過熱防止装置異常 | 使用を中止して点検 |
| 290 | ドレン排水異常(エコジョーズ) | ドレン詰まりなどを確認 |
| 920・930 | 中和器寿命のお知らせ | 交換時期のサイン |
※機種によって表示内容が異なる場合があります。詳しくは取扱説明書やメーカー公式情報をご確認ください。
リンナイで特に多いエラーは「11・111」
リンナイで最も多い問い合わせの一つが11・111です。
これは点火不良を示すエラーで、
- ガス栓が閉まっている
- ガスメーターが遮断している
- 一時的な燃焼不良
- 部品の劣化
などが原因として考えられます。
まずはガスコンロが使えるか確認してみましょう。
コンロも使えない場合は、ガス供給側に原因がある可能性があります。
「920」「930」は故障ではなく寿命のお知らせ
920や930は、エコジョーズでよく表示されるエラーです。
これは中和器の交換時期が近づいていることを知らせるコードで、故障とは少し意味が異なります。
そのまま使用できる場合もありますが、放置すると使用できなくなることもあるため、早めの点検をおすすめします。
エラーコードが消えても安心できないケースもある
一度リセットしてエラーが消えても、何度も同じコードが表示される場合は注意が必要です。
特に設置から10年以上経過している給湯器では、部品の寿命が近づいていることも珍しくありません。
修理で対応できる場合もありますが、部品供給が終了している機種では交換を提案されるケースもあります。
そのため、「とりあえず使えるから大丈夫」と考えず、一度専門業者に点検してもらうと安心です。
ノーリツ給湯器のエラーコード一覧
ノーリツは国内でも多くの住宅に設置されている給湯器メーカーです。
エラーコードが表示された場合でも、すぐに故障と決めつける必要はありません。
一時的なエラーであればリセットで改善することもありますが、同じコードが何度も表示される場合は点検を検討しましょう。
ノーリツの代表的なエラーコード
| エラーコード | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 11・111 | 点火不良 | ガス栓やガスメーターを確認する |
| 12 | 途中失火 | ガス供給や燃焼状態を確認する |
| 14 | 過熱防止装置作動 | 使用を中止し点検を依頼する |
| 16 | 温度異常 | 一時的なエラーか確認し、再発時は修理を検討 |
| 90 | 燃焼異常 | 給排気や燃焼状態の点検が必要 |
| 140 | 過熱防止装置異常 | 内部部品の故障が疑われる |
| 290 | ドレン排水異常(エコジョーズ) | ドレン配管の詰まりなどを確認 |
| 920・930 | 中和器の交換時期 | 点検・交換を依頼する |
※機種によって表示内容が異なる場合があります。
よくあるのは「111」の点火不良
ノーリツで最も多いエラーのひとつが**111(または11)**です。
点火不良が起きる原因としては、
- ガスの供給が止まっている
- 一時的な燃焼不良
- 点火装置の劣化
- ガス電磁弁の異常
などが考えられます。
まずはガスコンロが使えるか確認し、問題がなければ給湯器本体の不具合も疑われます。
パロマ給湯器のエラーコード一覧
パロマの給湯器も、異常を検知するとエラーコードを表示して安全装置が作動します。
数字だけを見ると故障のように感じますが、一時的な不具合であるケースも少なくありません。
パロマの代表的なエラーコード
| エラーコード | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 11 | 点火不良 | ガス栓・ガスメーターを確認 |
| 12 | 途中失火 | 燃焼異常の可能性 |
| 14 | 過熱防止装置作動 | 点検を依頼する |
| 16 | 給湯温度異常 | 繰り返す場合は修理 |
| 90 | 燃焼異常 | 給排気設備も確認 |
| 111 | 点火不良 | ガス供給・部品の点検 |
| 140 | 過熱異常 | 使用を中止する |
| 632 | ふろ循環ポンプ異常 | 部品交換が必要な場合あり |
「632」は追いだき機能でよく見られるエラー
632は、追いだき付き給湯器で比較的よく見られるエラーです。
循環ポンプの異常や配管トラブルが原因になることが多く、リセットして改善しない場合は修理が必要になるケースがあります。
パーパス給湯器のエラーコード一覧
パーパスはエコジョーズや業務用給湯器でも知られるメーカーです。
基本的な考え方は他メーカーと同じで、安全装置が異常を検知するとエラーコードを表示します。
パーパスの代表的なエラーコード
| エラーコード | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 11 | 点火不良 | ガス供給を確認する |
| 12 | 途中失火 | 燃焼状態を点検 |
| 14 | 過熱異常 | 使用を中止して点検 |
| 16 | 給湯温度異常 | 再発する場合は修理 |
| 90 | 燃焼異常 | 給排気・燃焼状態を確認 |
| 111 | 点火不良 | ガス・点火装置を確認 |
| 140 | 安全装置作動 | 内部部品の点検が必要 |
パーパスでも点火不良が最も多い
他メーカーと同様に、点火不良に関するエラーは比較的多く見られます。
ガスの供給状況やガスメーターを確認しても改善しない場合は、点火装置や基板などの部品が劣化している可能性があります。
使用年数が10年以上であれば、修理と交換の両方を比較して判断するのがおすすめです。
メーカーを問わずよくあるエラーコード
実は、メーカーが違ってもよく発生するエラーには共通点があります。
特に次のようなエラーは、多くのメーカーで見られます。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 11・111 | 点火不良 |
| 12 | 途中失火 |
| 14 | 過熱防止装置作動 |
| 16 | 温度異常 |
| 90 | 燃焼異常 |
| 140 | 安全装置作動 |
| 290 | ドレン排水異常(エコジョーズ) |
| 920・930 | 中和器の交換時期 |
エラーコードは数字だけを見るのではなく、「どのような症状が出ているのか」もあわせて確認することが大切です。
例えば、
- お湯がまったく出ない
- シャワーの途中で止まる
- エラーが毎回表示される
- リセットしても改善しない
このような症状がある場合は、給湯器本体の故障が疑われます。
自分で直せるケース
エラーコードが表示されても、すべてが故障とは限りません。
一時的な不具合や使用環境が原因であれば、自分で確認するだけで改善するケースもあります。
慌てて修理を依頼する前に、次のポイントをチェックしてみましょう。
ガスが止まっていないか確認する
意外と多いのが、ガスが供給されていないケースです。
例えば、
- ガスの元栓が閉まっている
- ガスメーターの安全装置が作動している
- ガス料金の未払いで供給が停止している
このような場合は、給湯器ではなくガス設備が原因です。
リモコンをリセットしてみる
一時的なエラーであれば、給湯器の電源を入れ直すことで復旧する場合があります。
手順は機種によって異なりますが、一般的には次のような流れです。
- リモコンの電源を切る
- 数分待つ
- 再度電源を入れる
また、コンセント式の給湯器であれば、コンセントを抜いて数分後に差し直すことで改善するケースもあります。
ただし、何度も同じエラーコードが表示される場合は、一時的に復旧しても根本的な原因は解消されていない可能性があります。
断水や凍結を確認する
冬場は配管の凍結によって、お湯が出なくなることがあります。
また、地域で断水が発生している場合も、給湯器は正常に動作しません。
特に寒冷地では、朝だけお湯が出ないというケースも珍しくありません。
説明書やメーカー公式サイトを確認する
エラーコードの意味はメーカーや機種によって異なります。
取扱説明書やメーカー公式サイトで内容を確認し、自分で対処できる内容かどうかを確認しましょう。
ただし、給湯器を分解したり内部を修理したりすることは危険です。
専門知識がない状態で作業を行うのは避けてください。
修理を依頼したほうがいいケース
次のような場合は、自分で対応しようとせず、専門業者へ相談することをおすすめします。
同じエラーコードを何度も繰り返す
一度だけ表示されたエラーであれば、一時的な不具合の可能性もあります。
しかし、リセットしても何度も同じエラーが表示される場合は、内部部品が故障している可能性が高くなります。
そのまま使い続けると、症状が悪化することもあるため注意が必要です。
お湯がまったく出ない
水は出るのにお湯だけ出ない場合は、給湯器本体の故障が疑われます。
点火装置や温度センサー、電子基板など、さまざまな部品が原因になるため、自分で原因を特定するのは難しいでしょう。
異音・異臭・水漏れがある
次のような症状は、安全面から見ても早めの点検が必要です。
- ガタガタ、ボンという異音がする
- 焦げたような臭いがする
- ガス臭い
- 本体や配管から水漏れしている
特にガス臭や焦げ臭い場合は使用を中止し、換気を行ったうえで専門業者へ連絡してください。
使用年数が10年以上経過している
給湯器の設計上の標準使用期間は、おおむね10年です。
10年以上使用している場合は、一つの部品を修理しても、別の部品が故障する可能性があります。
修理と交換で迷ったら比較することが大切
「修理で十分なのか、それとも交換したほうがいいのか」
これは、現地で点検してみなければ判断できないケースがほとんどです。
特に、
- 使用年数
- 故障している部品
- 修理費用
- 部品供給の有無
によって最適な選択肢は変わります。
そのため、修理だけを前提に考えるのではなく、交換費用も含めて比較することが大切です。
無料で見積もりを行っている業者であれば、修理と交換の両方を比較したうえで、自分に合った方法を選びやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. エラーコードが消えたら修理は不要ですか?
一時的なエラーであれば問題ない場合もありますが、何度も同じエラーが表示される場合は点検をおすすめします。
Q2. エラーコードが表示されたまま使っても大丈夫ですか?
おすすめできません。
安全装置が作動している可能性があり、無理に使用を続けると故障が悪化することがあります。
Q3. 給湯器のリセットは何回まで試していいですか?
1〜2回試して改善しない場合は、それ以上繰り返さず専門業者へ相談しましょう。
Q4. 修理と交換はどちらがお得ですか?
使用年数が10年未満で修理費が比較的安ければ修理が向いています。
一方、10年以上使用している場合や高額な修理になる場合は、交換したほうが結果的に経済的になるケースもあります。
Q5. 冬は修理や交換まで時間がかかりますか?
冬は故障が増えるため、修理・交換ともに予約が混み合うことがあります。
エラーコードが頻繁に表示されるようになったら、完全に故障する前に相談しておくと安心です。
まとめ
給湯器のエラーコードは、故障だけでなく、一時的な不具合や安全装置の作動を知らせる重要なサインです。
まずはメーカーやエラーコードの内容を確認し、ガスの供給状況やリモコンのリセットなど、自分で確認できる範囲をチェックしてみましょう。
それでも改善しない場合や、同じエラーが何度も表示される場合は、内部部品の故障が進んでいる可能性があります。
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エラーコードだけで「修理できる」「交換が必要」と判断することはできません。
実際には、給湯器の使用年数や故障箇所、部品の供給状況などを確認したうえで判断する必要があります。
そのため、まずは修理・交換の両方に対応している業者へ相談することをおすすめします。
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