灯油を安く買える場所は、地域や店舗、その日の価格、割引や配達条件によって変わります。「ホームセンターが必ず最安」とは限りません。近隣の販売店を18Lあたりの支払額で比べ、移動費や配達料も含めて選ぶのが確実です。
先に結論:自分で買いに行けるなら、店頭の18L価格から実際に使える割引を差し引き、移動費を加えて比較します。運ぶのが難しい場合は、配達料や最低注文量を含む総額と、運搬の負担を比べましょう。全国一律の最安店や、必ず安くなる時期はありません。
灯油はどこで買える?販売店ごとの特徴
灯油はホームセンター、ガソリンスタンド、地域の燃料店・ガス会社、巡回販売などで購入できます。取扱いや配達の有無は店舗・地域によって異なるため、事前に公式サイトや電話で確認してください。
| 購入先 | 確認する価格・条件 | 特徴 |
|---|---|---|
| ホームセンター | 18L価格、会員価格、クーポン | 買い物と一緒に購入しやすい。灯油売場がない店舗もあります。 |
| ガソリンスタンド | 表示価格、会員割引、支払方法 | 給油と同じ場所で購入できます。販売方法や時間は店舗ごとに異なります。 |
| 地域の燃料店・販売店 | 店頭・配達価格、配達料、最低数量 | 灯油配達に対応する事業者があります。条件を個別に確認します。 |
| 巡回販売・宅配 | 配達時の単価、手数料、注文単位 | 運搬の負担を減らせます。訪問日時や注文条件を確認しましょう。 |
資源エネルギー庁は灯油を含む石油製品の価格調査を公表しています。全国・地域の価格動向を見る参考であり、近所の店舗の販売価格そのものではありません。資源エネルギー庁「石油製品価格調査」も参考にしつつ、購入前に店舗の最新価格を確認しましょう。
18Lあたりの総額で比べる
最新調査の全国平均価格
資源エネルギー庁「石油製品価格調査」の2026年9月28日調査では、灯油18Lの全国平均は店頭2,538円、配達2,721円でした。全国平均では配達が183円高い結果ですが、近所の店舗価格や配達条件を示すものではありません。実際にどちらが安いかは、購入先の価格に割引、交通費、配達料を加えて比べてください。
| 購入方法 | 18Lあたりの全国平均 | 確認する点 |
|---|---|---|
| 店頭 | 2,538円 | 店舗ごとの表示価格、会員割引、移動費 |
| 配達 | 2,721円 | 配達価格、配達料、最低注文量 |
| 平均価格の差 | 183円 | 地域・事業者・調査日で変動 |
この価格は2026年9月28日調査時点の全国平均です。最新の調査結果は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」で確認できます。平均価格だけで購入先を決めず、近隣店の当日価格と配達条件を確かめましょう。
表示価格は同じ数量・条件にそろえて比較します。会員割引やクーポンは、灯油購入に適用され、実際に利用するものだけを差し引きます。
店頭購入:18Lの販売額 − 利用できる割引 + 買いに行く交通費
配達購入:18L相当の販売額 − 割引 + 配達料(最低注文量・手数料も確認)
遠くの店舗が18Lで安くても、往復の燃料代が差額を上回れば節約になりません。他の買い物や給油と同じ移動で済ませられるかも考えます。ポイントは、近隣2〜3店の価格と条件を同じ日に確認すると比べやすくなります。
比較するときは、メモに「店名・確認日・18L価格・割引後価格・配達料・移動費・販売方法」を残しておくと、条件を取り違えにくくなります。電話で確認するなら「灯油18Lの今日の価格」「会員登録が必要か」「配達の場合の最低注文量と追加料金」を聞くと、店頭と配達の比較に必要な情報がそろいます。
計算例(説明用の仮定):A店の灯油が18Lで1,980円でも、買いに行くための移動費が200円なら合計2,180円です。別の用事の途中で立ち寄れるB店が2,100円なら、追加の移動費がかからない場合はB店の方が支出を抑えられます。実際の価格ではなく、移動コストを加える考え方の例です。
配達を比較する場合は、注文した灯油の量に対する合計支払額を確認します。「配達無料」の条件として一定量以上の注文が必要なこともあるため、使い切れない量を注文してまで割引を受けるのは避けましょう。定期配達なら、価格の決まり方、注文量の変更方法、不在時の対応、支払方法も確認しておくと安心です。
購入先ごとの選び方
ホームセンター
灯油を扱う店舗なら、買い物のついでに購入できます。給油設備、営業時間、価格や会員割引は店舗ごとに異なるため、近隣店の最新情報を確認しましょう。
ガソリンスタンド
給油と同じ場所で買えるのが便利です。セルフ式かスタッフ対応か、灯油の販売時間、会員価格、支払方法を確認します。ホームセンターとの価格差は地域・店舗によって異なります。
地域の燃料店・ガス会社
店頭販売や配達を行う事業者があります。配達を頼む場合は、灯油の単価、配達料、最低注文量、配達エリア、定期配達の変更・休止方法を確認してください。LPガスの契約先が灯油も扱うとは限らないため、直接問い合わせましょう。
巡回販売・宅配
自宅近くまで来てもらえるため、ポリタンクを運ぶ負担を減らせます。店頭購入と比べるときは、配達価格・手数料・注文単位を含めた総額を確認し、運搬の負担軽減も考えて選びます。
灯油代を抑える確認ポイント
- 最新価格を比べる:前年の価格や古い口コミだけで判断しない。
- 割引条件を確認する:対象商品、期限、併用条件、支払方法を確認。
- 配達の総額を聞く:配達料、最低注文量、配達可能日を含める。
- 移動費を考える:価格差より交通費が大きくならないか計算する。
- 使い切れる量にする:安さを理由に必要以上に買い置きしない。
購入・運搬・保管の注意
灯油は専用容器に入れ、容器や暖房機器の説明書に従って扱ってください。灯油18Lだけで約14.4kg(密度を約0.8kg/Lとして計算)になり、容器の重さも加わります。持ち運びが不安な場合は無理をせず、配達も検討しましょう。厚生労働省「職場のあんぜんサイト 灯油」
火気から離して適切に保管し、昨シーズンから持ち越した灯油や色・においに異常がある灯油は使用しないでください。処分方法は販売店や自治体に確認します。NITEは変質灯油による暖房器具の異常燃焼・消火不良に注意を呼びかけています。NITE「変質灯油による事故に注意」
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灯油の購入・保管で困ったとき
灯油が余った場合は、下水や土に流さず、処分方法を購入店や自治体に相談してください。詳しくは余った灯油の正しい処分方法で解説しています。
災害に備えて灯油を備蓄する場合も、容器・保管場所・数量に注意が必要です。保管前に灯油のストック方法と安全な管理を確認してください。暖房器具の使い方を見直したい方は灯油ストーブの使い方も参考になります。
よくある質問
灯油はどこが一番安いですか?
地域、店舗、時期、割引によって異なり、全国共通の最安店は決められません。近隣店の18L価格に移動費や配達料を加えて比較しましょう。
ホームセンターとガソリンスタンドはどちらが安いですか?
店舗や地域で異なります。会員価格・クーポンを含めた支払額と、移動の手間を比べてください。
灯油の配達は店頭より高いですか?
価格や配達料は事業者ごとに異なります。配達の総額と、店頭購入に必要な交通費・運搬の負担を比べると判断しやすくなります。
灯油はいつ買うと安いですか?
価格は原油価格や需給などで変動するため、シーズンの初め・終わりなら必ず安いとはいえません。購入予定日に近隣店の価格を確認してください。
まとめ
灯油の購入先は「どの業態がいつも最安か」ではなく、近隣店舗の18L価格・割引・移動費・配達料を同じ条件で比べて選びます。運搬が難しい場合は、配達の総額と負担軽減も含めて判断しましょう。灯油は必要量だけ購入し、専用容器と暖房機器の説明書に従って安全に扱ってください。









