オイルヒーターの電気代って高いですよね!私の家はオイルヒーターを2台使用しており、電気代は軽く2万円を超えます。電気代2万円って結構な金額ですよね。かなりきついです・・。ただオイルヒーターは灯油やガスの暖房と比べても安全性に優れているので小さな子供のいる家庭では安心して使えるのがいいですよね。今回はオイルヒーターのメリットや電気代の節約方法について解説していきます。
オイルヒーターの電気代はどれくらい?
まずはじめにオイルヒーターの消費電力を見てみましょう。日本でも人気のあるイタリアのブランド、デロンギのオイルヒーターの電気代からみてみましょう。
暖房器具 オイルヒーター | エコ運転 | 通常運転 |
リビング(10畳) | 1時間あたり平均14.0円 | 1時間あたり平均18.2円 |
子供部屋(8畳) | 1時間あたり平均10.6円 | 1時間あたり平均12.7円 |
寝室(6畳) | 1時間あたり平均7.8円 | 1時間あたり平均8.8円 |
【シミュレーション条件】デロンギサイト
建物の構造・断熱性:RC集合住宅・運転時間:9時間(リビング:13時~22時、勉強部屋:13時~22時、寝室:22時~翌7時)外気温:東京の12月上旬の気温/1kW/時の電気代は27円で計算
上記の表を見てみると寝室でオイルヒーターを夜つけっぱなしにしていると1時間あたりエコ運転で7.8円で考えて夜8時間で1日62.4円になります。またリビングで24時間つけっぱなしだと336円、1ヶ月で10,080円となります。オイルヒーターは便利で体に優しく安全ですが電気代は結構かかりますよね。オイルヒーターには温度設定があり段階に分かれております。消費電力は温度設定が3段階だと600~1200W、5段階だと300~1500Wあたりが平均ですのでMAXの1500W消費電力を計算すると1時間あたりの電気代は40円になります。1500Wで使用しているとかなりの電気代がかかる計算になります。
他の暖房器具との電気代比較は?
暖房器具はオイルヒーター以外にもさまざまな種類があります。オイルヒーターは他の暖房器具に比べると電気代がどれくらい違うのでしょうか?他の暖房機の1時間あたりの電気代を見てみましょう
【1時間あたりの電気代】
暖房器具 | 消費電力 | 電気代 |
オイルヒーター | 600~1500W | 7.0~40.0円 |
エアコン | 680W | 18.36円 |
電気ストーブ | 300W~1,200W | 8円~32円円 |
ホットカーペット(3畳用) | 700W | 18.9円 |
こたつ | 100~600W | 2.0~4.0円 |
床暖房(8畳) | 1500W | 40円 |
※電気代は1kWhあたり27円での計算
オイルヒーターのメリット
電気代だけを見てみるとホットカーペットやこたつの方が電気代が安いですが、オイルヒーターは人気ですよね。ここではオイルヒーターがなぜ電気代が高いのに人気があるわけを紹介します。
オイルヒーターメリット①空気を汚さない
まずオイルヒーターのの魅力は空気を汚さないことです。灯油ファンヒーターやガスファンヒーターは灯油やガスを燃焼させるため室内に一酸化炭素や二酸化炭素が充満する可能性もあり空気の入替が必要ですが、オイルヒーターは燃焼しないため空気を汚すことがないです。
オイルヒーターメリット②高い静音性
オイルヒーターは運転中の音が全くしません。エアコンやストーブに比べたらほとんど無音です。部屋との温度差があると部屋が温まるまでにパチパチ音がありますが、問題はありません。
オイルヒーターメリット③火傷の心配がなく安全性が高い
オイルヒーターは温風が出ないので高温になることはなく火傷の心配がありません。長時間触ると低温火傷する場合もありますが安全性が高く赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭でも安心です。
オイルヒーターメリット④メンテナンスの必要がない
灯油ファンヒーターなど暖房器具はお手入れが面倒ですが、オイルヒーターは給油の手間もなくメンテナンスフリーですので使いやすいです。
オイルヒーターメリット⑤空気が乾燥しない
オイルヒーターは温風を出すわけではなく内部のオイルを暖めた空気をファンで送るため、乾燥しません。肌が荒れたり喉を痛めたりする心配もないので睡眠時の暖房には最適です。
オイルヒーターメリット⑥部屋全体を温める
オイルヒーターはオイルヒーターは輻射熱を利用して部屋を暖めまるため部屋全体が均一な暖たまるため快適に過ごすことができます。
オイルヒーターのデメリット
オイルヒーターのメリットだけではなくデメリットの部分も見ていきましょう。
オイルヒーターデメリット①電気代が高い
オイルヒーターは1時間あたりの電気代が7.0~40.5円と高いです。他の暖房機器より高い傾向になります。
オイルヒーターデメリット②暖まるまでが遅い
オイルヒーターは、比較的低い温度で運転しているため、すぐに室内を暖めることができません。部屋の広さにもよりますが部屋が温まるまでは30分ほどかかるのが一般的です。
オイルヒーターデメリット③本体価格が高い
他の暖房器具と比べるとオイルヒーターは1万円以上するものが多く本体代金が高いです。
オイルヒーターの電気代を安くする方法
電気代が高いオイルヒーターは効率的な使うにはどうしたら良いでしょうか?電気代を少しでも抑えるためにオイルヒーターを節電しながら上手に使うコツについて紹介していきます。
①窓際に置く
オイルヒーターを置く場所は窓際に置くのがポイントです。窓際から冷気が入ってきますのでオイルヒーターで暖気のカーテンを作り冷気の侵入を防ぐことで効率的に部屋全体を温めることができます。ドアの近くだとドアを開けるたびに暖気が外に逃げてしまうので不向きになります。
②エコモード・省エネモードを使う
エコモードや省エネモード使用することによって電気代が約20%節約できます。
③設定温度は低く
オイルヒーターの設定温度は20℃設定でも部屋中を快適に温めることが可能です。輻射熱を使用するので20℃設定でも体感温度は高くなります。
④エアコンと併用する
オイルヒーターははデメリットでも記載しましたが部屋を一気に温めることができません。部屋を温めようとして強設定で使用すると電気代が一気に上がってしまいます。部屋を温めるにはまずはエアコンで温めましょう。短時間で部屋全体を最初に温めてしまうことで電気代を抑えることができます。
⑤タイマーを上手に利用
オイルヒーターを利用するならつけっぱなしではなく賢くタイマー機能を使いましょう。就寝前にタイマーをセットし起床する1時間~2時間前に切れるようにするだけで電気代が節約できます。
⑥電力会社を見直す
現在東京電力や関西電力などの大手電力会社の契約の方は新電力に変更するだけで大幅に電気代を削減することができます。新電力に変更しようと考えているけどまだ変更していない方は電力比較サイトで探してみるのもおすすめです。エネチェンジは無料で新電力会社の中からあなたに合ったプランをお見積もりしてくれます。エネチェンジは上場している会社ですので実績と安心感はバッチリです。
まとめ
オイルヒーターは電気代が高いという声もありますが、それ以上に安心して使用できる暖房機器のメリットの方が多いですよね。オイルヒーターは小さいお子さんがいる家庭では大活躍します。安全にで快適だからこそ上手に使い余計な電気代を払いたくないですよね。電力会社を変更するだけでも電気代を大きく削減することも可能です。まだ電力会社を変更していない方はこれを機会に変更してみるのもいいと思います。